妊娠を考えたらまずは検診へ!~妊娠への近道とは~

こんにちは、女性の幸せな生き方について取材・執筆をしている、ライターの尾越です。

妊娠したいけど、何から始めればいいんだろう―。
あるいは、
今すぐではないけれど、この先の妊娠に備えて今からできることはないだろうか―。

そんな疑問に答える某妊活雑誌の「ドキドキ婦人科ツアー」という特集を担当させていただきました。

婦人科の内診に対する嫌悪感、不安感は根強く、日本女性の婦人科検診率はそう高くありません。
確かに、何度経験しても気持ちのよいものではありませんが、一瞬で終わるので、そこは割り切るべし! 自分の健康の方が大事です。
インターネットで調べれば女性の医師を指定できますし、性行為経験者であれば、内診での痛みはほとんどないと思います。
(ちなみに性行為未経験者の場合は、膣内検診ではなく、お腹の上からのエコー検診を行う医療機関もありますので、ぜひ相談を)

私は乳がんのマンモグラフィーを受けたばかりだったので、今回は子宮・卵巣の検査に絞りました。
受診したクリニックは、対馬ルリ子先生の「対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座」。

検診内容は、大きく3つです。
・問診(基礎体温表を見ながら先生と会話)
・内診(触診&経腟超音波)
  *子宮・卵巣に腫瘍がないか、大きさ、形は正常か
  *クラミジア検診
  *子宮頸がん検診(細胞採取)
・血液検査
  *風疹抗体
  *ホルモンチェック
   (卵巣のホルモン値、脳下垂体のホルモン値)
  *甲状腺機能、リウマチ、膠原病
   (膠原病や甲状腺機能の異常は30代女性に多く見られ、不妊や流産につながりやすいと言われています)

血液検査で調べる内容にもよりますが、通常はこれらの検診をすべて受けて、受信料は2~3万円ほどが相場のようです。

晩産化により、子宮筋腫や子宮内膜症、乳がんの好発年齢と出産時期が重なるようになりました。自分自身の体を守れるのは、自分しかいません。
婦人科検診は、日ごろの生活習慣を見直し、自分の体について考える良いきっかけとなるのではないでしょうか。

■体調を万全にすることが妊娠の近道

周産期医療(お産)の現場で多くの妊婦と接した経験をもつ対馬先生は、婦人科系疾患があることを知らずに妊娠し、途中で手術を受けたり難産になってしまった女性をたくさん見てきたそうです。
時には命の危険にさらされる人も。
「もっと早く知っておけば、苦しまずにすむのに……」
そんな思いで、婦人科系疾患の予防と治療のためのクリニックを始められたといいます。

「妊娠は子宮だけでするのではない」と対馬先生。
名言だと思いました。

身体全体が健康でなければ、10か月の妊娠には耐えられません。
「妊娠前に自分の体を知り、妊娠に耐えられる心と体を作ってほしいと思っている。
ひとりだけで生きていくならば、多少偏食しても、ストレスが多くても生きていけるけれど、いざ赤ちゃんを抱えるとなると、無事に出産することがいかに大変か……。
妊娠・出産が命がけというのは、今も昔も変わらない」

対馬先生のこのメッセージを、より多くの女性に知ってほしいと思いました。

そして、対馬先生の話を聞き、結婚7年目で子どもを授かった姉が言っていたことを思い出しました。
「体調の期が熟したときに赤ちゃんはできる。病気(子宮異形成)から徐々に健康を取り戻してきて、今、本当に最強だなと思ったときに妊娠できた」

特に30歳を過ぎると肩こりや頭痛などの小さな不調から始まり、「今日はスッキリ調子がいい!」と思える日が少なくなります。
できるだけストレスや疲れを溜めないようにケアをして、日ごろから自分自身の体をベストな状態にもっていくことが妊娠への近道なのですね。

一般に言われている妊娠するために必要な4大要素とは…
・適正体重である(やせすぎも太りすぎもダメ)
・喫煙しない(精子にも影響あり)
・性病・婦人科疾患がないこと
・適正年齢である

最後の年齢以外は、自分自身で気を付けることができそうです。

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