動物たちの”幸せ”を考える若手飼育員の奮闘ぶりが分かる!動物園講演会【12/17】

JR・西鉄「大牟田駅」から徒歩20分。今年開園75周年を迎えた大牟田市動物園で12月17日(土)に若手飼育員による講演会が園内で開催されます。

ライオンやキリン、レッサーパンダやツキノワグマなど、動物たちができるだけ充実した暮らしを送れるように日々どんな努力をしているのか、飼育員自らが分かりやすく説明します。

講演会タイトルは「エンリッチメント大賞 受賞記念講演会」

 エンリッチメント(環境エンリッチメント)とは、

「動物福祉の立場から、飼育動物の”幸福な暮らし”を実現するための具体的な方策」

のこと。 

エンリッチメント大賞とは、NPO法人市民ZOOネットワークが毎年開催しているもので、エンリッチメントに取り組む全国の動物園や飼育員を対象に、自薦他薦で取り組みを募集します。

応募された中から、審査員による厳正なる審査の結果、大牟田市動物園が2016年の大賞に選ばれました。(日立市かみね動物園(茨城)も同時受賞)

大牟田市動物園は飼育スタッフのほとんどが20代。経験や知識が少ない分、みんなで協力して園全体で取り組むことで切磋琢磨しながら働いています。そういった「みんな(園全体)で積極的にエンリッチメントに取り組み、それを広く公開している」ことが評価されました。

例えば、動物たちの「退屈な時間」をなるべく減らしてあげられるよう、エサの与え方を工夫したり、遊具を与えたりしています。ヒトも何もすることがない時間が続くとストレスだと思いますが、動物も同じです。

遊具で遊ぶマンドリル

遊具で遊ぶマンドリル

 

ラマが鼻でつつくと入れ物の穴からエサが出てくる

ラマが鼻でつつくと入れ物の穴からエサが出てくる

 

消防ホースで作ったエサ入れから野菜を食べるツキノワグマ

消防ホースで作ったエサ入れから野菜を食べるツキノワグマ

 

木登りをするライオン

木登りをするライオン

土日祝日15:45~に開催している「ライオンの肉探しタイム」では、展示場の色々な場所に飼育員がお肉を隠し、ライオンが探す様子を観察できます。木に登ることで運動不足の解消になり、更に爪も削れるという一石三鳥の取り組み!

また、動物に協力してもらいながら健康チェックができるように日々トレーニング(ハズバンダリートレーニング)も行っています。

ライオンの歯をチェックする様子

ライオンの歯をチェックする様子

このトレーニングのおかげで、注射、体重測定、体温測定、爪切り、歯のチェックなどなど、麻酔をかけたり無理やり押さえつけたりしないでできるようになりました。

ハズバンダリートレーニングでライオンに注射をする様子

ハズバンダリートレーニングでライオンに注射をする様子

ちなみに、大牟田市動物園では日本で初めてライオン、トラ、マンドリル、サバンナモンキーの無麻酔採血を成功させています。

動物たちの健康チェックをするトレーニングの様子は、ガイドとして一般公開しているので、気になる人は見に行ってみよう!

ライオンは、月・木曜日13:15~、ツキノワグマは、火曜日15:00~、キリンは水・金曜日15:00~

この他にもいろいろな取り組みを行っているので、ぜひこの機会に若手飼育員たちが動物の幸せを考えながら、日々奮闘する姿を見ていただけると嬉しいです。

【エンリッチメント大賞2016 受賞記念講演会】

日時:12月17日(土)13:30~15:00(受付13:00~)

場所:大牟田市動物園内 展示レクチャー室(福岡県大牟田市昭和町163)

定員:先着50名

受付:当日会場にて

参考リンク

■市民ZOOネットワークHP

http://zoo-net.org/enrichment/award/2016/index.html

スタッフ一同、お待ちしています。

スタッフ一同、お待ちしています。

 

※情報は2016.12.2時点のものです

大牟田市動物園

住所福岡県大牟田市昭和町163番地
TEL0944-56-4526
FAX0944-56-9551
URLhttp://omutazoo.org/

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