孤独を恐れないハッピーターン的思考について

ハッピーターンの250%粉増量をご存知ですか。

あれは麻薬です。どっぷり中毒しています。あの大量の粉を味わって以来、通常のハッピーターンには戻れなくなりました。昨日も深夜から身体が粉を欲しがりはじめ、今夜は我慢しようと努めましたが、やはりあの粉を摂取しないと禁断症状が出てしまいます。仕方ないので近所のセブンイレブンへ向かいましたが、他のジャンキーに買い占められて完売でした。舌打ちをして近所のセブンを散歩がてらハシゴするうちに、そういえば今日一日で何軒のコンビニを通り過ぎただろうかと考えました。それから不意に閃いて、それでは今日一日で何人の独身女性とすれ違っただろうと考えました。

 

福岡には、婚活に敗れた独身女性の屍があちこちに横たわっています。

 

もう、皆ボロボロです。そういう屍を見かけるたびに辛い気持ちになります。屍の様子から、壮絶な戦いの末に敗れたのだろうと察せられるからです。福岡の女性は美しく温かい人が多いと思うのですが、何故このような目に遭うのでしょうか。そう思いながら敗北した屍を観察するうちに、あることに気付きました。どうやら婚活戦士たちは、盲目的に戦っているようなのです。皆、必死ですが、実際に自分が今どこの戦場で何をしているか、理解していない気がします。これは危うい。敵を知り、己れを知れば、百戦あやうからず。むやみやたらに戦う前に、まずは戦のモチベーションである己れの結婚願望なるものと向き合う必要がありそうです。

 

結婚願望を丁寧に紐解いてみると、どうやら複雑な感情の塊のように見えます。しかもマイナスの感情のようです。つまり、【結婚したい!】=【孤独が怖い!+子供を産まねば!+老後が不安!+親が煩い!】なのです。そういう焦りや恐怖が、ぐるぐるの渦となって結婚願望へと変化し、そのまま女性を思考停止させて婚活戦場へと駆り立てているようなのです。

 

これはどうなのでしょうか。結婚というのは、きっと幸せになることが目的です。となると恐怖や焦りなどマイナスの感情に追われて婚活することが、幸せな結果に繋がるとは考えにくいです。そもそも、婚活モチベーションのとなっているこれらのマイナス感情は、女性が本当に抱える必要があるものなのでしょうか。落ち着いて分析すると、それほど取るに足らない恐怖のような気がします。

 

例えば私で分析しましょう。

先ず、孤独が好きです。面白くない人といるのが苦痛です。独りでいた方が面白いからです。なので、滅多に人を好きになりません。好きになるのは、対象人口の0.5%くらいだと思います。今だとカズレーザーくらいです。独りの時間を削って付き合いたいと思うのは、カズレーザーだけです。そして合法的に結婚となると、相手が男性でないといけません。ここもカズレーザーならクリアできます。つまりカズレーザー以外の人となると0.5%との出会いからのスタートとなります。もう面倒くさいです。確率が低すぎます。

出産はどうでしょう。実は以前は婦人科系統に問題があり出産は論外だったのですが、難病克服したあたりから、不思議と子宮と卵巣の機能が正常に戻りました。だからといって、自分の為の出産はしたくありません。負担やリスクが大き過ぎるからです。ということは、出産するのは相手の遺伝子を残す目的となります。そこまでリスクを取れる相手は、現世にいません。恐らく崇徳天皇くらいです。だいぶ前に死んでいます。カズレーザーでさえも無理です。カズレーザーで無理なら、もう無理です。

このように、偏食家であり婦人科系疾患で苦労した私にとって、独身は合理的な選択です。結婚出産への焦燥こそが、非合理的なものなのです。

私の例は極端です。ですがもはや結婚なんて黴臭い制度です。これほど多様化の進んだ世界で、結婚だけが合理的な選択であるはずがないのです。

なので、背筋を伸ばしましょう。甘えるのをやめましょう。結婚(独身への恐怖)という怪物が現れても、恐れず、焦らず、深呼吸して怪物の正体を見極めましょう。私は婚活で理不尽に傷ついた女性を見るのが、本当に辛い。同居しながら配偶者を罵倒しているあの既婚者の醜さ。それより寧ろ、凛と独居する女性は稀有で美しい。

 

逆説的ですが、社会に踊らされず己を知り独居の覚悟の出来た女性の方が、やみくもに婚活する女性よりも素晴らしいご縁に恵まれるような気がします。

 

未婚・既婚に捉われず、全ての女性が、美しく堂々と、老いていく世を目指しましょう。

 

※情報は2016.11.21時点のものです

カミーユ綾香

北九州市出身。在日韓国人と中国残留孤児の多く住む多国籍な街で育つ。 警固インターナショナルの代表として、十数言語による語学スクールとインバウンド支援の多言語ウェブサイト制作会社を運営する一方、難病の重症筋無力症とパンセクシュアルというセクシュアリティの当事者として、様々なマイノリティの生きやすい社会を目指して精力的に活動中。http://www.kego-international.com/

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