ブリジットジョーンズの日記3 未見者は大至急劇場へ!【久留仁譲二の映画感想文】

 こんにちは。映画かぶれの男・久留仁譲二(くるに・じょうじ)です。きょうも知人の飼い猫・サニ君のサイトに間借りしておる。

 昭和の「実録シリーズ」みたいな風貌の私ですが、おととい「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」を観賞してきた。もうそろそろ終映てな時期なので、時間帯・本数も限られる。今回、わりと早めの9時から博多駅のTジョイ博多でやってたんで、チャリとJRを乗り継いで、駆けつけた次第。

 

 上映開始ギリギリの時間に博多駅に到着。他の映画の予告とか「映画泥棒」は見ることができないだろう。チケット売り場に急ぐ。

 なんと! 長蛇の列が出来ておるぞ。ヤバい、映画泥棒どころか本編も見逃すぞ。

 ハタと思い当たった。きょうは、祝日でもあるが、水曜日、レディスデーだ。

 券売機とリアルな店員さんのさばけた仕事で、意外にスムーズにチケットが買えた。

 急いで館内に。

 こんな朝早いのに、ほぼ客席は埋まっておるぞ。なんとか本編に間に合った。

 まわりは、当然女性ばかりといっていい。おかしなおっさんと思われるの必至だが、誰も自分には無興味でありがたい。

 

 そもそも、私はブリジット・ジョーンズは1も2もみてない。ダイジョブなのか。一話完結なのか。ジェイソン・ボーンみたいに、前のいきさつを知らないとイマイチ理解できないことはないのか。

 

 ところで、こんなブログを書いてて言うのもあれだが、私は映画とかドラマとかいわゆる物語を観賞する能力が高くない。なんのことかというと、勘のいい人は、「あっ、この人死亡フラグが立った」とか「あんなこと言ってるから、きっとこういうふうになる」とか、次の展開が読める。私はというと、張ってあった伏線に最後まで気づかなかったり、作品内の出来事の意味を取り違えてて笑われたり、ドラマツルギー(っつうの?)の理解力が乏しい男だ。じゃあ、なんでエラソーに映画について書くかといと、本筋と直接関係の無い部分をとらえてあれこれ言いたいからだ。

 これだけ、ハードルを低くしておけば、作品そのものについて見当はずれなことを書いても世間は許してくださるだろう。

(C)Universal Pictures

 見てない私がいうのもなんだが、初回作で32歳だったブリジットは、43歳になって、ニュースの敏腕プロデューサーになっておる。誕生日を祝うシーンでは、四十数本のローソクがケーキに。イギリス人は律儀に習慣を守るのう。

(C)Universal Pictures

 ニュースキャスターの同僚女性と週末に出かけた音楽フェスが、話の展開の発端になる。

 話の本筋と関係ないことを得意とする私としては、そこに登場したこの男性に言及したい。フェスのバーで飲んでて、ブリジットたちに写真撮影を頼まれる役だ。エド・シーランというシンガソングライターらしいが、シーランだけに、私はシランかった。なんか”イギリスの秦基博”って風体と曲だ。

 日本版があれば、フカキョンとかが秦基博とからむ感じなのか。

(C)Universal Pictures

 かつての恋人・マークとフェスで出会った数学者で婚活サイト長者のジャックとでおかしな三角関係になるわけだが、パトリック・デンプシー演じるジャックは、風貌がなんか平井堅ぽい。シャロン・マグアイア監督は、Jポップ好きなのだろうか。

 一方のマーク役のコリン・ファースは、「英国王」を演じただけあって、いかにもイギリスの堅実な知性派だ。イーグルスのドン・ヘンリーにも似てる気がする。そっちはアメリカ人だが。監督は、ウエストコースト・ロックも好きなのか。

(C)Universal Pictures

 カジュアルなアメリカ人のジャックと正統派紳士のイギリス人・マーク。日本でいえば、気さくな大阪人ときちんとした江戸御家人の血を引く東京の山の手人という感じだろうか。いちいち日本に引きつけて書くのもどうかと思うが、まあ許して欲しい。

(C)Universal Pictures

 イギリスの状況はよく知らないが、やっぱアップルが席巻してるんだろう。11年前は、手書きだったブリジットの日記も、i-Padに取って代わっている。ま、そっちの方が好きな時に書けて相当便利だろうな。

 携帯の着信音。私はいつもマナーモードだから縁が無いが、劇中で、あの日本でもよく聞くauの三太郎のCMでも流れた「ドリフ大爆笑」のエンディングかおむすびころりん的なコミカルな着信音が登場してた。てっきり、あの曲は日本独自だと思い込んでいた。

 

(C)Universal Pictures

 ブリジットが身ごもった赤ちゃんをめぐる騒動は、最後まで展開が読めない。いったい子どもの父親はどっちなのか。フツーならありえないと思える設定だが、今はなんでもアリの時代だから、似たような話は、そこここに転がってるのかもしれない。

 しかし、レニー・ゼルヴィガーがほんとうに妊娠したわけでもあるまいに、いったいぜんたいどうやって大きなお腹を演出してるんだろう。出産シーンとか迫真的にリアルだ。

 本作品には、イギリスの色男、ヒュー・グラントは写真だけの登場だ。それもすごい若い写真だ。

 最近は、けっこう普通の中年ナイスガイな感じになって、美青年の面影はあまりないなあ。上の写真なんか、引退を表明したスティーブン・ジェラードっぽくもあるぞ。

 そういうわけで、映画のストーリーを語る資格の無い私は、主に周辺情報を書き連ねさせてもらった。

 勝手に断言するが、最近流行ってるドラマ「逃げ恥」が好きな人は、絶対楽しめるぞ。美しいイギリスの自然の映像も沢山ちりばめられてるんで、所帯じみた自宅で見るより、大画面で見ることをおすすめしたい。

 今月いっぱいで終映の館も多いようだ。今から早退して、それがダメなら今夜、予定のある人はあしたあさっては、土・日なので、大至急スクリーンに向かって欲しい。

 じゃあ、良い週末を。以下映画の情報です。

作品名

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』

公開表記1029()全国ロードショー

@TOHOシネマズ 天神、UCキャナル、T・ジョイ博多ほか

配給東宝東和

出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、エマ・トンプソン、ダン・メイザー

監督:シャロン・マグアイア

脚本:ヘレン・フィールディング、エマ・トンプソン、ダン・メイザー

原作:ヘレン・フィールディング

※情報は2016.11.25時点のものです

久留仁譲二(くるに・じょうじ)

  中学時代に観た「市民ケーン」の技法に衝撃を受け、映画の道を志す。

 叔母は往年のヒット曲「鴨なマイハウス」で有名な歌手の久留仁朗図麻里(くるに・ろうずまり)。

 好きな俳優のケビン・スペイシーやジョージ・クルーニーの影響を受け、独身を貫く。と思っていたら、クルーニーは、とっとと結婚してしまった。故郷の乳蛇寺州で猫と”二人”暮らし。55歳。

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