鍋に使われる野菜。 その栄養と効能をチェック! Vol.1

冬の定番といえばやはり「鍋」

 冬は鍋のおいしい季節。あたたかい湯気が立ち上がる鍋で煮込まれた具材をほおばると、冷えたからだが芯から温まる感じがします。また、鍋にすると不足しがちな野菜もたっぷり食べられます。手軽に作れる鍋料理は、忙しい女性の味方ともいえます。

お鍋の定番、野菜の栄養とその効能

 今回は鍋によく使われている野菜のなかでも、白菜、春菊、長ネギ、大根に注目。いずれも冬が旬の野菜で、鍋がよく食べられる冬の時期ほど栄養価が高くおいしさも増しています。
 これらの野菜に豊富に含まれているのは、便秘予防や血糖値の上昇を緩やかに抑える効果のある食物繊維、そして風邪予防や美肌キープに大切なビタミンC。また、白菜はカリウムとビタミンC、春菊はカリウム、カルシウム、β-カロテンが含まれ、特にビタミンKを多く含みます。
 カリウムは高血圧予防、β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、ほかのビタミン群とともに風邪予防や活性酸素による細胞のさびつきを抑える働きがあります。また、ビタミンKは、カルシウムが骨に取り込まれる際に欠かせない栄養素。骨粗しょう症や動脈硬化の予防に深い関わりがあります。このほか、長ネギに含まれる硫化アリルには疲労回復効果や抗酸化作用があるとされています。
 次は鍋のジャンルごとの栄養と効能について詳しく見ていきたいと思います。

ジャンル別にみる鍋の栄養と効能
その1「水炊き」

【水炊きによく使われる食材】…鶏肉、豆腐、長ネギ、にんじん、きのこなど

 博多風の水炊きは骨付きの鶏を使い、キャベツも入れますね。水炊きはコラーゲンが溶け出したとろりとしたスープが特徴的。もし、ぶつ切り肉が手に入らない場合は、手羽先を使うとよいですよ。
 このコラーゲンの吸収を高める食物繊維や、コラーゲンの合成を高めるビタミンCが必要。食物繊維はきのこで、ビタミンCはキャベツで補うことができますが、春菊などほかの葉物を追加してみてもよいですね。
 大根をピーラーで薄く切ったものを、しゃぶしゃぶにして食べるのもおいしくておすすめです。鶏肉と豆腐でタンパク質を、しめの雑炊やうどんなど炭水化物を摂れれば栄養バランスはほぼOK。
 ただし、水炊きはミネラルが不足しがちなので、昆布などの海藻類を加えるかヒジキ煮などの一品を添えると、カルシウム・鉄分・ヨウ素などが補えるのでよいでしょう。

 ジャンル別にみる鍋の栄養と効能、その2「ミルフィーユ鍋」・その3「トマト鍋」を次回【vol.2】でご紹介していきます!

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※情報は2017.2.24時点のものです

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