海の美しさにひかれ、東京から福岡へ移住

今回ご登場いただくのは、福岡県観光連盟の海外観光誘致課に勤務する、鈴木彩さんです。

鈴木さんは神奈川県出身ですが、福岡の海の風景に魅せられ、福岡への移住を決意。今は福岡県の伝統工芸品をPRしたり、韓国からの観光客誘致に尽力したりと、日々駆け回っています。

そんな鈴木さんに、これまでの歩みや福岡の魅力についてうかがいました。

 

――東京から福岡への移住。思い切った決断ですね。

 韓国・ソウルでの留学生活を終え、東京・自由が丘の美容室で働いていたとき、たまたま福岡移住がテーマのサイトを見ました。そこには、福岡県糸島市の青海と、白い砂浜が紹介されていて、それを見たとき「ここだ!」と思いました。

 福岡で、韓国語を生かした仕事をしたいと思い、「福岡県/韓国語」で検索したところ、福岡県観光連盟が、英語、中国語、韓国語などができる人を募集しているのを知りました。それで迷わず応募しました。定員8人に対して、約70人の応募があったと聞いています。

面接を受け、翌朝、福岡市のホテルで朝食を取っていたら、「合格」との電話を受けました。

住む家を探すため、すぐに不動産会社へ行きました。

――美容師の資格を持ち、韓国語が堪能。多才ですね。

 もともと、ロンドンやパリのコレクションでヘアメークをしたいという夢があり、英語系の短大、美容学校、サロン勤務・・・と、計画的に歩んできました。が、立ち仕事で体調を崩し、断念せざるを得ない状況になりました。

 韓国に留学したのは、サロンのお客さまから韓国ドラマのDVDを借りたことがきっかけです。同じ頃、韓国人の友人ができて、簡単な挨拶を教えてもらっているうちに、もっと上手に話せるようになりたい!と思いました。韓国留学については、父から反対されましたが、半ば飛び出すように韓国へ。ソウルの延世大に1年間留学しました。年配の男性と焼酎を飲みながら韓国語を教えてもらったことなどが、良い思い出です。

――観光連盟では、どんな仕事をしているのですか。

 初めは九州の伝統工芸品を国内外にPRしたり、福岡アジアコレクションなどのファッションイベントを担当したりしていました。本年度からは、韓国からの観光客誘致が加わり、韓国の旅行会社などに福岡の良さを伝えています。韓国エリア担当として、翻訳、通訳、プレゼン資料作成など、いろんなことを任されています。責任が重くなった分、やりがいを感じます。

自分で作った韓国語の観光パンフレットなどを持って、韓国へ出張しています

自分で作った韓国語の観光パンフレットなどを持って、韓国へ出張しています

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