バーテンダーたちの熱い戦い「カクテルコンペティション」の魅力 増田鉄平さん

来たる5月7日(日)にホテルニューオータニ博多にて開催される、九州産野菜&フルーツを使ったカクテルイベント「WAPIRITS TUMUGIカクテルコンペティション2017」。その見どころと楽しみ方について同イベントの広報担当、増田鉄平さん(BAR倉吉中洲店・店長)にお話を伺いました。

―「カクテルコンペティション」という言葉を初めて耳にするのですが、どういったものなのでしょうか?

簡単に言うと、カクテルを作る所作やその味わい、オリジナリティを競う競技会です。5人ないしは3人の審査員があらかじめ決められた審査基準に沿って採点を行い、その総合点で順位が決定します。4回目の開催となる今回のカクテルコンペティションには、九州のみならず全国各地のバーテンダーが名乗りを上げ、その熾烈な戦いを勝ち抜いて決勝に残った12名のファイナリストが審査員と観客の皆様の目の前でカクテルメイキングを行い、その頂点を競います。

―どういった基準で審査されるのですか?

今回のカクテルコンペティションでは、「国内外に広く普及することが期待できるカクテルか」「九州産の野菜やフルーツの持ち味を活かしているか」「味わいに合ったネーミングになっているか」「味のバランスがとれているか」といった視点で審査がなされます。ベースとなるスピリッツ「WAPIRITS TUMUGI」に九州産の野菜やフルーツをいかに組み合わせるか。まさにそこが見どころであり、高得点を得るためのポイントになります。

―“スピリッツ”というのは、もちろんお酒のことですよね。

おっしゃるとおりです。日本で “スピリッツ”というと、一般的にはウイスキー、ブランデー、焼酎以外の蒸留酒のことを指します。特に、ジン、ウオッカ、ラム、テキーラの4つのスピリッツは “4大スピリッツ”と称され、カクテルのベースとしてもよく使われます。ちなみに、蒸留酒に果実、香草、薬草などで風味づけをしたものは、“リキュール”と呼ばれ、たとえば、カンパリやカルーア、梅酒などはリキュールに分類されます。

―なるほど。蒸留酒の世界は奥が深くて面白いですね。それでは、今回のカクテルコンペティションのタイトルにもなっている「WAPIRITS TUMUGI」というのは特別なスピリッツなのですか?

そうですね。「論より証拠」ということで・・・実際に召し上がってみてください。

―無色透明でさらっとした口あたりですが、ヨーグルトのような風味がふわっと口の中に広がって美味しいですね。後味もすっきりしています。

いい表現ですね。まさにその風味こそがこのスピリッツの最大の特徴。日本酒・焼酎造りに欠かせない「麹(こうじ)」の風味です。「麹」は糖をアルコールに変える働きをするだけでなく、日本酒や焼酎の味わいをつくるうえでも非常に重要な役目を果たしています。「WAPIRITS TUMUGI」は、麦焼酎「いいちこ」でおなじみの三和酒類株式会社(本社:大分県宇佐市)が伝統の麹の技で創り出した、いわば、“ニッポン カクテルベース スピリッツ”で、世界に通用する“第5のスピリッツ”を目指しているものです。そうそう、言い忘れてました。口あたりが良いので気づかれてないようですが、度数は40度ありますので、チェイサー(お水)と一緒にゆっくり味わってくださいね。(笑)

―お気遣いいただき、ありがとうございます(笑)。それでは最後に、今回のカクテルコンペティションの楽しみ方を教えていただけますか?

12名のファイナリストによる白熱した戦いをご覧いただいた後は、九州産の食材を使った料理が並ぶアフターパーティーをご用意しています。そこでは、競技に参加したバーテンダーがその場でカクテルメイキングを行い、実際に12種類のカクテルを味わっていただくことができます。審査員になった気分で飲み比べをしていただき、ご自身の“ナンバーワンカクテル”を選んでいただきたいですね。

企画・構成/福博ツナグ文藝社

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※情報は2017.4.11時点のものです

AKASAKA BOY

謎のライター

1978年福岡市赤坂生まれ。福岡の街の魅力を小説形式で発信中☆

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