ギンギラ太陽’s +西鉄ホール「天神ビッグ・バン!バン!バン!スペシャル」公演

福岡の街の建物をを擬人化した物語を展開する劇団「ギンギラ太陽’s」の20周年を締めくくる公演「天神ビッグ・バン!バン!バン!スペシャル」が2018年2月2日(金)~4日(日)、福岡市・天神の西鉄ホールで開催されます。

昨年から天神劇場でスタートした人気シリーズの集大成。これまで上演した3回のライブから選りすぐりの短編を集めたスペシャル公演です。天神コア、エルガーラ、福岡パルコを擬人化した短編「乙女ビルはつらいよ」はじめ人気の天神キャラが続々登場。最新街ネタ情報も盛りだくさんです。ぜひご期待ください!

ギンギラ太陽’sの魅力とは

ギンギラ太陽’sの魅力は、「舞台を観終わった後、街の風景が変わってみえること」。岩田屋やイムズ、天神コアなど「建物」のかぶりモノをした演者たちが扮するそれぞれのキャラクターが、現実の建物自体に魂を吹き込んで、まるでそこにある建物が語りかけてくるような親しみを感じてしまうことではないでしょうか。

舞台鑑賞後に街に出ると建物が語りかけてくるような気持ちになるから不思議です。

舞台鑑賞後に街に出ると建物が語りかけてくるような気持ちになるから不思議です。(提供:福岡市)

「ギンギラ太陽’s」の作・演出・かぶりモノ製作を手掛ける大塚ムネトさんに、そう伝えてみたところ、大塚さんは「(ギンギラ太陽’sの)物語は舞台上で完結するのではなく、街に出てはじめて完結するんです」と話していました。一見、シュールでナンセンスな演出にみえながら、長年にわたるファンや今なお多くの新しいファンを獲得するギンギラ太陽’sの魅力は、まさに「観れば街がもっと好きになる」要素がたくさん詰まっているからなのだと思います。

大塚ムネトさん

大塚ムネトさん

劇団を立ち上げた当初、西日本鉄道本社から呼び出されたときには「無許可で建物を擬人化した舞台をしていることが怒られるのでは・・・」と心配したという大塚さん。ところが、怒られるどころか、「新しくできるホール(現西鉄ホール)で公演をしないか」という提案を受けて驚いたそうです。大塚さんは「怒られるどころか表玄関で迎えていただいた。20周年を迎えられたのは、街の方たちも一緒に面白がって劇団を育ててくれたおかげだと思っています」と話していました。

2003年には嘉穂劇場(福岡県飯塚市)で予定した公演が水害で流れ、2005年には福岡県西方沖地震で公演が一部中止になるなど、自然災害に見舞われたこともありました。大塚さんは当時について「誰も悪くないのに公演ができないという理不尽な現実にぶつかった時、東京のPARCO劇場が『その怒りを東京の劇場でぶつけないか』と声を掛けてくれた。災害はつらかったけれど、頑なに福岡に根を張ってきた自分たちが福岡を飛びだし、全国展開するきっかけになりました」と振り返ります。

東京での公演はあえて福岡とまったく同じスタイルで上演したそうですが、福岡のローカルネタでも物語構成がしっかりしていれば観客は公演の面白さを理解できることを証明した「ギンギラ太陽’s」。「ある街」の物語を、「普遍性を持つ街」の物語へと昇華させていく力もまた「ギンギラ太陽’s」の魅力といえそうです。

今回の公演で、刻々と変わりゆく天神の街や建物にどんな魂を吹き込み、どんな街の物語を観客の記憶の中に紡いでいくのか―。「ギンギラ太陽’s」の舞台をまだ観たことがない人も、何度も観ている人も、新しい発見や驚きに満ちた90分をぜひお楽しみください!

ギンギラ太陽’s 新作短編祭「天神ビッグ・バン!バン!バン!スペシャル」

期日2月2日(金)~4日(日)

2月2日(金)20:00

2月3日(土)13:00/18:00

2月4日(日)13:00

場所:西鉄ホール(天神ソラリアステージ6F)

チケット:全席指定 3800円(税込)

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 482-649)

ギンギラ太陽’sの公式サイトはこちら

 

※情報は2017.12.28時点のものです

西鉄ホール

住所福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ6F

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