日本遺産 大分県中津市耶馬渓(やばけい) 【絶景 x グルメ x 温泉】

今回は、やばけい桜遊覧の旅をご紹介します。

大分県中津市耶馬渓(やばけい)。

行ってみると、見上げる圧巻の岩峰に感動します。大分県中津市を流れる山国川沿い一帯の美しい渓谷エリアで自然を満喫できる場所です。2017年4月には『やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~』として「日本遺産」に認定されました。耶馬渓の紅葉はあまりにも有名ですが、これからの芽吹きの季節、桜や若葉と共に絶景を楽しめるのをご存じですか?田園風景と山国川の清流。切り立つ岩峰が作り出す風景はまさに山水画。サイクリングロードも整備されており、爽快に駆け抜けて絶景を楽しむのにぴったりの季節です。

桜の中を駆け抜けよう!メイプル耶馬サイクリングロード 絶景を走り抜ける快感を

この時期のオススメは、「メイプル耶馬サイクリングロード」。桜や新緑、春の風と自然を満喫しながら、歴史を感じる旅ができます。全てを制覇すると約36㎞で所要時間は4時間弱。中でも、本耶馬渓から山国までの約22km区間は自転車・歩行者占用道路となっており、周りの景観を楽しみながら、予定に合わせてプランを立て観光地巡りができます。

中津駅から山国の守実温泉まで結んでいた耶馬渓鉄道の跡を利用した「メイプル耶馬サイクリングロード」。

耶馬渓の名所を通る鉄道で、人気を博した耶馬渓鉄道の線路跡を利用しています。だから、当時の列車からの車窓さながらに、景色を楽しんで自転車で走ることができるのです。もうすぐ桜のアーチも登場。桜の開花情報を調べて出かけたいスポットです。レンタサイクルも充実。「やすらぎの郷やまくに」、「耶馬渓サイクリングターミナル」、「青の洞門サイクリングセンター風水園」と3つのレンタル施設があります。一番大きな「耶馬渓サイクリングターミナル」では、ロードバイクから電動自転車、お子様用まで準備されています。

耶馬渓のオススメの観光地をピックアップ

日本最古の五百羅漢像などの石仏が圧巻の羅漢寺はパワースポット 悩み事を置いてくることができる地獄箱も

訪れる人を神聖な気持ちにさせてくれる羅漢寺は訪れてほしい場所のひとつ。切り立つ岩の山門をくぐり向かうというロケーションにも驚きです。五百羅漢像や千体地蔵も圧巻のすばらしさです。

羅漢寺本堂

上から流れ落ちるのは「高源水(こうげんすい)」。本堂の前にある池はもともと滝つぼで、池の上をみあげると、滝が通った跡がえぐれています。現在は、滝の水を止めている状態ですが、それでも、大雨が降ると水が集まり、昔のように本堂の前に滝が出現します。見ることができるとラッキーな滝なのです。また、本堂裏を廻る「胎内くぐり」は、体験してみてほしい事のひとつ。「悩み事を紙に書いて箱の中へ捨てる」という「地獄箱」があります。この羅漢寺は、羅漢山の中腹にあり、山門や本堂は、山肌に埋め込まれるように建てられています。 


室町時代、羅漢寺を訪れた僧は、天然の石橋がかかり、滝がある岩山を見て、
中国にある羅漢(釈迦の高弟)さんたちが暮らす聖地「天台山(てんだいさん)」のようだと感激したのだそうです。滝は天台山の滝に見立てられ、「ここに中国の天台山を再現しよう」と考え、五百羅漢を彫ったと伝えられています。これが日本最古の五百羅漢です。

笑い顔、怒った顔、泣き顔と色々な表情があり、探してみると身近な人に似た顔を見つけることができるとか。「無漏窟(むろつく)」という岩屋に並ぶ姿は圧巻で、感じる歴史と神聖な姿に手を合わせたくなります。

こちらは千体地蔵。石仏群は国指定重要文化財です。

歩いてほしい古羅漢探勝道

次のご紹介は、古羅漢(ふるらかん)。

羅漢寺前に屏風のように広がる岩峰。荒々しい山頂の山は古羅漢の景と呼ばれています。天然の岩の橋を持つ見事な景観です。自然歩道を登ると下界を見下ろすことができます。

ちょっと急な坂道もありますが、息を切らして頑張って、登った価値のある景色が広がっていました。摩崖仏も残っており、山岳仏教の信仰の歴史に触れることができます。

町を見下ろす風景は圧巻で、一服の絵画のようで感動です。革靴、ローヒールでも登ることができますが、挑戦したい方は、是非トレッキングシューズ等を準備しておでかけください。

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