カンヌ国際映画祭出品作「デラシネ」東峰村災害復興支援で無料上映会 [5/6]

 

福岡市と東峰村を舞台に制作された映画「デラ​シネ」の無料上映会が5月6日(日)、東峰村災害復興支援企画として福岡アジア美術館8階「あじびホール」(福岡市博多区下川端町)で開催されます。

2015カンヌ国際映画祭出品作「デラシネ」は、少年の時に母親がスクリーンの幻想の世界に酔い過ぎて男と駆け落ちして捨てられた主人公吉田よしお(52歳)と、赤ちゃんポストに捨てられ親を知らずに育ち、体を売って生きている少女リナ(18歳)が協力してお互いの封印された過去を紐解いて行こうとする45分の物語。

撮影の主な舞台は、キース監督の生まれ育った博多区上川端・櫛田神社・中洲界隈。リナの仕事場は冷泉荘という冷泉公園と上川端通りの間に昭和30年代前半に建てられた昭和の臭いを色濃く残すアパートで、吉田の家は上川端・中洲界隈とは対照的にのどかな田園風景を残す福岡県東峰村です。劇中ではJR日田彦山線の眼鏡橋をガタゴトと走るレトロな列車が何度も登場し、大行司駅も大事な役割をしています。

東峰村の眼鏡橋

東峰村の眼鏡橋

「東峰村ののどかな風景がなかったら、『デラシネ』というはあり得なかったかも知れません。そのくらい東峰村が好きで撮影のずっと前からも、撮影後も頻繁に東峰村を訪れ、その山間の景色や鳥のさえずり、虫の声、風のささやきに癒されていたものでした」と、キース監督。

監督は、昨年夏の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた1週間後に東峰村を訪問。大行司駅が押しつぶされて倒壊した姿や美しい眼鏡橋(アーチ橋)をガタゴトと運行するレトロな列車の姿が見られなくなった事を本当に寂しく感じたそうです。

大行司駅裏で撮影されたワンシーン

大行司駅裏で撮影されたワンシーン

今回の企画は、東峰村復旧を目的として開催。キース監督は「今回の上映会で、一人でも多くの方に『デラシネ』を観ていただいて、少しでも東峰村災害復興支援の義援金を募れればと思っています」と話しています。

澁谷博昭東峰村村長の言葉
「この映画の中で、今は不通になっているJR日田彦山線の列車と眼鏡橋、倒壊してしまった大行司駅が美しく描かれています。この映画に残された村の風景を励みに、決して平坦ではない東峰村復興の励みにしたいという思いを新たにしました。」

開催日:2018年5月6日(日曜)上映時間:11時、 13時、 15時 (開場30分前)

開催場所:あじびホール 福岡市博多区下川端町3-1 福岡アジア美術館8F

入場無料:東峰村災害復興支援義援金を募ります。

※情報は2018.4.18時点のものです

福岡アジア美術館

住所福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8F 
TEL092-263-1100
FAX092-263-1105

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