全作品を作家の“実況解説”付きで味わえる展覧会☆中川たいてんイラスト展

久しぶりに大名の町を訪れました。
かなりお店が入れ替わっていて、2~3年前と比べて全く別の町になっている印象です。

せっかく大名に来たことだし、ファンファン福岡の名物コーナー「老舗探訪」にも登場したことがある、昭和6年創業の和菓子店「駒屋」で名物の豆大福でも買って帰ろうか、なんて思いながら歩いていると・・・

いきなり私の目の前に、一人の男性が現れました。

聞けば、この方は “中川たいてん” さんという福岡在住のイラストレーターで、この古民家を改装したイベントスペースで自作のイラストの展覧会を開かれているとのこと。

建物の中に入ってみると、会場内の壁一面に作品が展示されています。

そこに込められた意味や意図は十分に計り知ることはできませんが、どことなく可笑しさや微笑ましさを感じさせる作品たち・・・。

私の戸惑い顔を見かねた中川さんが、一点ずつ作品を解説してくれます。

お話をうかがって、強く感じたのが、中川さんの知識の豊富さとイメージ力の豊かさ。
「想像力」と「創造力」という言葉が同じ読み方である理由が、この日初めて分かった気がしました。

たとえば、この作品のタイトルは「源内・ザ・タイムトラベラー」。
江戸時代に、時空を遥かに凌駕する発明を次々と成し遂げた平賀源内をSF風に描いてみたら、このような作品になったそうです。

19世紀半のイギリスの画家、ジョン・エヴァレット・ミレーの代表作「オフィーリア」に着想を得たという作品や・・・

ドイツの現代写真家、アンドレアス・グルスキーの代表作「Rhein II」に着想を得たという作品など、生粋の美術ファンにとっても謎掛け的に楽しめる趣向が盛りだくさん。

全ての作品の解説をしていただいたあと、中川さんに「今後の目標」をうかがうと、
「シティ情報ふくおか」の表紙をイラストに戻すこと。
と即答。

そのために描いたのがこの2点だそうで、「カラーイラストでもイケる。」ことをPRするために、この2点だけは色付きにしたそうです。
もしこのサイトを「シティ情報ふくおか」編集部のどなたか見ていらっしゃいましたら、ぜひご検討いただけたらと思います。

ユーモアあふれるイラストを通じて、そして作者である中川さんの朗らかなお人柄に触れて、自然と心が温かくなる展覧会【中川たいてんイラスト展/colorful】は、9月17日(月・祝)まで、福岡市中央区大名の「エンジョイスペース大名」で開催されます。

ぜひ、会場に足を運んで、中川さんの “実況解説” とともに作品を楽しんでみてください!

Produced by 福博ツナグ文藝社

中川たいてんイラスト展/colorful
日時:2018年9月10日(月)~17日(月・祝) 11:00~20:00(最終日は~19:00)
会場:エンジョイスペース大名(福岡市中央区大名1-14-20)
入場料:無料
※16日(日)17:00~ クロージングパーティー&アーティストトークイベント

※情報は2018.9.11時点のものです

エンジョイスペース大名

住所福岡市中央区大名1-14-20

福博ツナグ文藝社

福岡の飲食文化・芸術文化に関する情報発信を行う非営利団体。樋口一幸氏(Bar Higuchiオーナーバーテンダー)が代表を務め、毎年6月に開催される九州最大のウイスキーの祭典「ウイスキートーク福岡」の企画運営のほか、2017年には福岡市博物館にて期間限定イベント「黄金のミュージアムバー」、福岡市総合図書館映像ホール・シネラにて特別上映会「映画監督 中島良の世界」などをプロデュース。「ART FAIR ASIA FUKUOKA」や「ギャラリー梯子酒」などアートイベントの広報も手がけている。

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