電力のコントロール室へ潜入! 九州電力の大人の社会科見学に行ってきました!

知っているようで知らない“電気”について学ぶ大人の社会科見学「E-LADIES CLUB(イーレディースクラブ)」。九州電力福岡支社が、環境とエネルギーについて学んでほしいと地域の女性を対象に実施している取り組みです。

IH体験や発電所見学など、身近な“電気”を楽しみながら考えるイベントが全5回にわたって開かれています。第3回目となる今回は「電力のコントロール室の見学」。ファンファン福岡編集部が体験取材に行ってきました。

まずは、給電運用業務を行う中枢機関である中央給電指令所を見学。ここは、皆が使っている電気の量と発電する電気の量のバランスを常に保つ需給運用業務などを行う場所です。もし、このバランスが崩れると、周波数が乱れ、電気の質が悪くなり、IC工場などの製造ラインに影響が出るほか、最悪の場合は広範囲で停電につながる可能性があるため、とても重要な仕事をする所です。壁には様々な監視盤があり、24時間体制で、九州地域の電力の安定供給のための監視や指示を出しています。

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社員さえもなかなか入ることのできない場所だそうで、参加した皆さんは興味津々。最新の電力運用技術に感心している様子でした。

次は、総合制御所。ここは、安定した電気を届けるためのコントロールセンターで、家庭やオフィス、工場などの電力消費量を監視し、電気の流れや電圧を調整する場所です。圧巻の大きさの系統盤をよく見ると、地域名のほか、皆さんがよく買い物等に行かれるショッピングモールの名前も!細かく電気の流れを把握して調整しているようです。

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台風が管轄のエリアを直撃するなどの停電事故の発生が予測される際は、増員して緊急時に備える対策なども行うそうです。

最後は、ヘルメットを着用して地下にある渡辺通変電所を見学。ここは、発電所から送電された電気を使いやすい電圧に下げて、福岡市内やビル、工場など1万4千戸へ電気を届けています。多くの電気が流れるため、その熱で、とても暑くなっている空間には、電圧を6万ボルトから6千ボルトに下げるための「トランス(変圧器)」という装置など、さまざまな設備があります。

なかなか入ることのできない場所ばかりで、皆さん興味深く見学されていました。さまざまな業務によって成り立つ電気のある生活。ちょっと電気への見方が変わる大人の社会科見学でした。

○参加者の声

「普段は入れない重要な施設に入り、技術職の方が仕事をしている様子を拝見でき、電力のことをとても身近に感じることができました。今年は酷暑なので、電気のおかげで快適に生活できていることに感謝です」

「太陽光発電がもっと増えればいいと思っていたけど、お天気に左右されるので、電気を作る量と使う量のバランスをとるのに苦労していること、そのバランスが崩れると大規模な停電の恐れがあることを初めて知りました」

「電力の需要と供給については多数の情報から予想をたてて、昼夜を問わず電気をコントロールしてるんですね。ありがとうございます」

「近年、めっきり停電が減っています。今日見学した皆さんの安定供給の努力のおかげなんだと実感しました」

※情報は2018.9.20時点のものです

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