九州初! 少数民族の「かっこよさ」が際立つヨシダナギさんの写真展

 世界中の少数民族を撮影する写真家ヨシダナギさん(32)=東京都=による九州初の写真展が29日、福岡市・天神の博多大丸で始まった。個性的な衣装をまとった民族たちの「かっこよさ」が際立つ106点が並び、来場者を楽しませている。

撮影の合間に、民族と一緒に写真に収まるヨシダナギさん

 幼少期にテレビで見たアフリカの部族に強い憧れを抱いたというヨシダさん。10代では肌を焼き、唇に白いリップを塗った「ガングロギャル」に。2009年に初めてアフリカを訪ね、民族を写真に収めるようになった。現地民と寝食を共にし、同じ衣装で撮影に臨むこともあるといい、その撮影スタイルやファッション誌を思わせる作風が老若男女の注目を集めている。

エチオピアのスリ族

 「世界一おしゃれな少数民族」と言われるエチオピアのスリ族を写した作品は、体中に施したペイントを見せつけるかのような躍動感が特徴。ナミビアのヒンバ族は「美少女戦士セーラームーン」を思わせる衣装でポーズを決める。

マリのボロロ族

 モデルのような長身と化粧が美しいマリのボロロ族、人骨を模したメイクが斬新なパプアニューギニアのオモマサライ族、派手な羽根をまとったブラジルのヤワナワ族、アイヌ民族など、アフリカ、パプアニューギニア、アマゾンを中心とした20以上の部族の写真が楽しめる。

ブラジルのヤワナワ族

 会場内は撮影可能。民族の特徴や撮影秘話をつづった解説文も人気で、来場者たちはスマートフォンを手に鑑賞していた。仕事を休んで来たという鹿児島市の会社員佐藤礎雄(もとかつ)さん(38)は「構図を作り込みながらも自然な表情を捉えており、どれもかっこいい。世界旅行している気分です」と話した。写真展は6月10日まで。1、2日の午後1時にはヨシダさんによるトークショーもある。

※情報は2019.5.30時点のものです

大丸福岡天神店

住所福岡市中央区天神1-4-1
TEL092-712-8181
URLhttp://www.daimaru.co.jp/fukuoka/

西日本新聞

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