チームラボ今年も開催! 福岡城跡の「光の祭」へ行ってきた

 美しい石垣のある福岡城跡の中心部約2万㎡がインタラクティブな光のデジタルアート空間となる「チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020」が2020年2月2日(日)まで、今年も舞鶴公園 福岡城跡(福岡市中央区)で開かれています。11月29日の内覧会へ行ってきました!

触れると色が変わり音色が鳴り響きます

 最新のテクノロジーを活用したシステムやデジタルコンテンツを開発するチームラボは「Digitized City(デジタライズド シティ)」というアートプロジェクトに取り組んでいます。非物質的なデジタルテクノロジーによって、街を物理的に変えることなく「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。

 福岡城へ足を踏み入れると真っ先に目に付くのは卵型の光る球体。高さ2mはありそうな球体がずらりと並ぶ姿は圧巻です。人が触れると色が変わり音色が響き渡ります。あちらこちらで鳴り響く音が共鳴して幻想的な雰囲気に。

 冬のリンとした空気の中で見ると光が一層きれいに見え、やわらかい光が周囲の木々に反射して辺り一帯を照らし出します。

 卵が密集している通路は、卵が放つほのかな光だけで照らされ、抜けていくのは何だか少し不安な気持ちにもなり、人工的につくり出された世界なのに神秘的な何かを感じてしまいました。

光の卵を抜けていくのはなんだか迷子になりそう

 全長60m、高さ約10mの福岡城大天守台跡の石垣には、「大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達」が出現。花でかたどられた動物が石垣を歩き回り、人が近づくと鳴き声を上げます。

サイの形をした花。近寄ると鳴き声を上げます

 今回初登場の「お絵かき黒田官兵衛」は、参加して楽しめる仕掛け。用意されている型紙に自分で着色してスキャンで読み込ませると、画面にキャラクターが登場。他のキャラクターたちとしゃべったり踊ったり楽しそうな様子が見られます。タッチすると喋ってくれますよ。

表情や色を自分で描いて

画面に投影されるとまるで生きているように動きます

 時折全員で合わせてブレークダンスをする瞬間などは、シュールさに思わず笑ってしまいました。

 高台に上り、眼下に広がる、1秒ごとに表情を変える光景に思わずうっとり。寒さも忘れて見入ってしまいます。

 光で描かれた黒いカラスが石垣を飛び回り、花へ変化していく「石垣の追われるカラス、追うカラスも追われるカラス‐石垣大天守台跡」は新作。カラスの軌跡で空間に書かれる書画の迫力に圧倒されます。

高台から臨む景色

夜景とマッチ

 チームラボの代表・猪子寿之さんに「光の祭」のテーマを聞くと、「史跡を使って、過去と現在と未来をつなぐような何かをつくりたくてこういった作品にしました」。

「今生きている人と史跡をつなげたい」と猪子代表

 「歩いているとさまようような感覚に陥ってしまいますね」と言うと「さまよう感覚も楽しんでほしいなと思っています」と、全身で「光の祭」を楽しんでほしいとのこと。

 古い史跡で近未来的なアートが楽しめる機会、ぜひ足を運んでみて。

 

チームラボ福岡城光の祭2019-2020
日時:~2020年2月2日(日) <会期中無休>
 18:00~22:00  ※入場は21:30まで
 12月31日(火)は25:00まで開場 ※入場は30分前まで
場所:舞鶴公園福岡城址(福岡市中央区城内)
料金:大人1,200円、中高生800円、子ども400円 ※3歳以下無料
主催:チームラボ福岡城跡光の祭2019-20実行委員会
問い合わせ:チームラボ福岡城跡光の祭2019-20実行委員会事務局(西日本新聞イベントサービス内)
電話:092-711-5528(平日10:00~17:00、※12月28日~1月5日休)

※情報は2019.12.2時点のものです

住所福岡市中央区城内

やはた

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