歌舞伎役者がモデルの妖怪引幕!河鍋暁斎の「新富座妖怪引幕」が「肉筆浮世絵の世界」展に登場!

高さ4メートル、幅17メートルの河鍋暁斎の超大作「新富座妖怪引幕」。これだけの作品を、暁斎はたった4時間で、しかも酒瓶を傾けながら一気呵成に描いたという逸話が残っています。

河鍋暁斎≪新富座妖怪引幕≫早稲田大学坪内博士記念演劇博物館蔵

河鍋暁斎≪新富座妖怪引幕≫早稲田大学坪内博士記念演劇博物館蔵

このスゴイ大作がこの夏、福岡で鑑賞できます!福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園)で8月8日~9月20日に開催される特別展「肉筆浮世絵の世界」。喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重など人気浮世絵師の肉筆画が展示されますが、中でも必見なのが河鍋暁斎の「新富座妖怪引幕」。圧巻です!※「美人画、風俗画、そして春画「肉筆浮世絵の世界」展 福岡市美術館で、この夏開催!」参照。

 

「新富座妖怪引幕」と題されたこの作品は、仮名垣魯文が新富座に贈ったもので、魯文の依頼で当時活躍した歌舞伎役者たちを妖怪に見立てて描いたものです。幕の上部に歌舞伎役者たちの家紋がありますが、どの歌舞伎役者をどんな妖怪に見立てたのでしょうか…。そんなことを想像しながら鑑賞してみるのも楽しみですね。ちなみに、数ある妖怪の中でもひときわ目立つ中央のろくろ首は九代目市川團十郎だそうです。「於二見」の文字の下には暁斎の足跡も残っています。お酒を飲みながら、勢いよく4時間でこんな超大作を描き上げた暁斎の天才ぶりが感じられる作品。当時の情景を思い浮かべながらぜひお楽しみください!

【観覧料】

18歳以上1400円(1200円)、高校生(18歳未満)800円(600円)、小中学生500円(300円)。

前売り券はローソンチケット(Lコード 84172)、チケットぴあ(Pコード 766-675)、セブン-イレブン、イープラス・ファミリーマートほか主要プレイガイドで販売。

 

【特別講演会】(会場:福岡市美術館講堂/聴講無料・要事前申し込み)

肉筆浮世絵の魅力

講師:小林 忠氏(国際浮世絵学会会長、岡田美術館館長)

8月8日(土)13時半~15時

 

浮世絵春画の面白さと特色※18歳以上

講師:早川聞多氏(国際日本文化研究センター文化資料研究企画室元教授)

8月15日(土)13時半~15時

 

「美人」という夢―葛飾北斎《酔余美人図》(氏家浮世絵コレクション)を中心に―

講師:河野元昭氏(京都美術工芸大学学長、秋田県立近代美術館館長)

8月22日(土)13時半~15時

 

※申し込み方法※

はがき、FAX、メールでご希望の関連イベント名、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、希望人数(1件につき最大2名まで受付可)を明記の上、〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-1-14階 西日本新聞イベントサービス内「肉筆浮世絵の世界」係まで。

FAX:092-731-5210

メール:ukiyoe@nishinippon-event.co.jp

締切は7月27日(月)必着。

公式サイトはこちら⇒http://ukiyoe-paintings.jp/

※情報は2015.7.7時点のものです

福岡市美術館

住所福岡市中央区大濠公園1-6
TEL092-714-6051
URLhttp://www.fukuoka-art-museum.jp/

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