世界最古の日記 藤原道長「御堂関白記」公開!華麗なる宮廷文化「近衞家の国宝 京都・陽明文庫展」 九州国立博物館

平安時代に摂関政治の全盛期を築いた藤原道長の日記「御堂関白記」など、天皇を補佐する摂政・関白を担った「五摂家」の筆頭、近衞家に伝わる名宝を紹介する「華麗なる宮廷文化 近衞家の国宝 京都・陽明文庫展」(西日本新聞社など主催)が4月15日、九州国立博物館で開催されました!6月8日まで。

国宝・御堂関白記 寛弘六年下巻(部分) 

藤原道長自筆 平安時代 寛弘6年(1009) 国宝・御堂関白記 寛弘六年下巻(部分) ※展示期間:4月15日~5月11日

藤原道長は、3人の娘を次々と天皇の后とし、天皇の叔父や祖父として、左大臣、摂政、太政大臣を歴任。国政の頂点に君臨し、「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」(「この世は 自分(道長)のためにあるようなものだ 望月(満月)のように 何も足りないものはない」)という歌を詠んだことでも有名です。

今回、展示される「御堂関白記」は、今から1000年以上前の寛弘6年(1009年)の藤原道長自筆の日記。現存する日記としては世界最古のもので、昨年、ユネスコ世界記憶遺産に登録されました。登録後、九州初となる特別公開です!

自筆の日記14巻は、藤原氏の嫡流である近衞家に伝えられましたが、ほかにも、天皇を補佐する摂政・関白を担った「五摂家」の筆頭、近衞家に伝わる名宝が多数展示されます。

鎌倉時代から伝わる立派な伝家の宝刀や、

[重要文化財]太刀銘秀近附梨地菊桐紋蒔絵糸巻太刀拵 鎌倉時代 13世紀

[重要文化財]太刀銘秀近附梨地菊桐紋蒔絵糸巻太刀拵 鎌倉時代 13世紀

「寛永の三筆」の一人、近衛信尹の名筆がずらりと並んだ「源氏物語和歌色紙貼交屏風」

源氏物語和歌色紙貼交屏風 近衛信尹筆 安土桃山~江戸時代 16~17世紀

源氏物語和歌色紙貼交屏風 近衛信尹筆 安土桃山~江戸時代 16~17世紀

見る者を驚かす近衛家凞の茶菓子入れ

白磁無地金襴手馬上盃「金琺瑯」中国・清時代 18世紀

白磁無地金襴手馬上盃「金琺瑯」中国・清時代 18世紀

江戸琳派の確立者 酒井抱一の意欲作「四季花鳥図屏風」

四季花鳥図屏風 酒井抱一筆 江戸時代 文化13年(1816)

四季花鳥図屏風 酒井抱一筆 江戸時代 文化13年(1816)

などなど、国宝18件、重要文化財34件を含む114件を一挙大公開!

どれだけの時が過ぎようとも色あせない、美しい日本の文化と美の系譜をお楽しみください。

※画像はすべて陽明文庫所蔵

※情報は2014.4.2時点のものです

九州国立博物館

住所太宰府市石坂4-7-2
TEL050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
URLhttp://konoeke.jp/
その他
  • 平成26年(2014年)4月15日(火)~6月8日(日)
  • 毎週月曜休館、ただし5月5日(日・祝)は開館
  • 一 般1,500円(1,300円)
  • 高大生1,000円(800円)
  • 小中生 600円(400円)( )内は前売り・団体料金(20名以上の場合)

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