健康オタクな義父の「ケフィア・ハラスメント」にうんざり!

健康志向の人なら実食済みかもしれない、ケフィアをご存じでしょうか?

ケフィアとは、ロシアのカフカース地方を起源とする発酵乳飲料で、複数の乳酸菌や酵母を発酵して作られるもの。日本で一世を風靡したヨーグルトキノコに似ています。そんなケフィアをきっかけに、嫁舅の間で巻き起こった、ちょっとおかしな話をしましょう。

istockphotoluis/iStock/Thinkstock

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友人Aさんの義父は、職業柄、健康食品に詳しい健康オタク。

今、最もハマっているのがケフィアで、毎朝、コップ一杯のケフィアをゴクゴクっと飲み干すところから、義父の一日ははじまります。

義両親の家に遊びに行くと、もちろん、お茶のかわりにケフィアが出てきます。そして飲みはじめてから、どれだけ腸内環境が整い、体調が良くなったか、義父はとうとうと語り、「どうだい?ケフィアって凄いだろう。君もはじめてごらんよ」と毎回勧められるのです。

個人的な味覚の差はありますが、Aさんにとって、ケフィアの独特な酸味が邪魔をして、喉をするすると通っていくものではありません。

しかも義父が勧めるのは、自家製培養のケフィアで、発酵に最適な状態で、温度管理をするのが面倒な上、ケフィア作りに最適な有機牛乳は、普通の牛乳よりも割高です。

どれだけ健康と美容に効果的だと言われても、素直に「ケフィアはじめました!」と言えませんでした。

どんなに勧めても、一向にケフィアをはじめないAさんに、苛立っていた義父。

友人や旦那、義家族が参加するLINEのグループトークで、可愛い孫の写真を送っても、「それはそうと、そろそろケフィアをはじめたかね?」と孫よりケフィアの心配ばかりしているのです。

そして、義父は頻繁に尋ねるだけでは飽き足らず、ついにAさん宅にケフィアの種を持って現れました。

到着して早々、「ケフィアの培養に必要な有機牛乳や、ガラスの保存容器はあるかね?」と勝手に冷蔵庫や台所を漁りはじめました。

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