脱毛、くま消し…イマドキ幼稚園児、驚愕のお受験対策とは

多くの私立小学校では、9月〜11月頃に入学考査が行われるため、「小学校受験が当然!」という雰囲気の幼稚園や保育園では、お受験前はピリピリとした空気が漂います。志望校合格に向けて、幼児教室に通ったり、毎日ドリルや課題を頑張ったりと、二人三脚でお受験に挑む親子が多い中、突拍子もない方向の努力でお受験に挑むママがいました。

vadimguzhva/iStock/Thinkstock

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常日頃から「子供には最高の教育を与えたい」と豪語していた、幼稚園ママのAさん。

筆者の子供が通う幼稚園では、毎年1/4程度の園児さんが私立小学校を志望するのですが、みんなあまり目立たないように幼児教室に通い、お受験についてペラペラと口外することはありません。

ところがAさんは、幼稚園で顔を合わせるたびに、「おたくは、お受験するの?」と尋ね、相手の返事を待たずに、「公立小学校のように有象無象の中で、子供は放置されていたら、ろくな大学に入れない。自分の子がもつ能力を最大限に引き出すために環境を整えるのは、親の使命だ」と言ってはばからないのです。

誰よりもお受験に熱心なのは構いませんが、筆者も含め、お受験をする予定のないママ達にとって、度重なる公立小学校批判は面白いものではありません。Aさんの極端すぎる考えに、お受験ママ達も若干引き気味で遠巻きにしていました。

そんなAさんから、ある夏の日「近くのプールに遊びに行こう」と誘われたのです。夏休みは、お受験の教室で忙しいと聞いていたのですが、気が変わったのでしょうか。Aさんのお子さんと我が子は、仲良しだったので誘いに乗ってみることにしました。

Rawpixel/iStock/Thinkstock

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なぜプールだったのかは、その日のうちに分かりました。

強い日差しの中、キャーキャーと遊ぶ子供達を日陰から見守っていると、Aさんが突然「日に焼けている方が、子供らしいなんて、ナンセンスよね」と言い出しました。

「幼児教室の先生から、『はつらつと子供らしいお子さんが、お受験では受かりやすい。夏休みは勉強だけでなく、ご家族で楽しい思い出を作って下さいね』なんて言われたの。夏休みは、幼児教室の授業と宿題の繰り返しで、ずっと屋内にいたから日焼けなんてする時間なんてない。お受験まであと数ヶ月しかないから、遊んでいられないのに!手っ取り早く、健康的な肌に日焼けしたくてプールに誘ったって訳なのよ」

幼児教室の先生の言葉に憤慨するAさんをなだめながら、子供達の姿を目で追っているうちに、ふと「Aさんのお子さん、あんなに細かったかしら…」と気になりました。以前は子供らしく、ぽちゃっとした体つきでしたが、ずいぶんと手足が細く、頬がすっきりとしている気がします。

「Aさんのお子さん、背が伸びたのかな?手足が伸びて、スリムになった気がする」と言ってみると、さきほどまでぷりぷりと怒っていたAさんの表情が一転しました。

「ダイエットさせているのよ。肥満=自己管理できない人ってことで、親も子も白い目で
見られるんだって。炭水化物と糖質を抜いて、ずいぶん痩せたでしょ」と、誇らしそうに笑っています。

さらに驚くことに・・・

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