「明日、帝王切開をしましょう」まさかのタイミングで出産したママの悲劇

先日ニュースを賑わせた電車内での出産。そのママも、臨月でいつ生まれてもおかしくないと分かってはいても、まさか電車内で陣痛が来て、そのまま破水、スピード出産になるとは想像もしていなかったでしょう。そう、妊娠・出産には、予想外の出来事がつきもの。筆者の妹は、トラブルの連続の妊娠を乗り越え、思いがけない時期に出産をしました。

KatarzynaBialasiewicz/iStock/Thinkstock

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「足が痛くて、出歩けない…」

その日、ランチをする予定だった妹から連絡があったのは、彼女が妊娠中期を迎えたころでした。すねのあたりに、打撲痕のような赤いあざのようなものができ、「あれ?寝ている間に打ったのかな?」と思っているうちに、どんどん下半身に赤いあざが増えてゆき、痛みを伴うようになっていました。

妊婦検診で相談をしましたが、当初は理由が分からず、妊娠中で飲める薬もないので、「なるべく安静に」と言われるばかり。妊娠中期で、まだ働いていた妹は、痛い足を引きずりながら出勤していましたが、微熱が続き、全身に広がる倦怠感のせいで仕事に集中できません。

さらに足の痛みが悪化して歩くことが難しくなり、総合病院で詳しく検査をしたところ、結節性紅斑という病気に感染していることが分かりました。原因は不明で、妊娠中に抵抗力が落ちたところに細菌やウィルスなどに感染した様子。治療法もなく1ヵ月の自宅安静、なるべく寝ているように…と診断されました。

「1ヵ月も会社を休めない!」

突然のことに驚きましたが、自分とお腹の赤ちゃんを守るためには致し方ありません。上司に相談をして、翌日から仕事を休むことになりました。

足の関節が痛み、トイレへ行くのもはっていくような状態。もちろん、立って食事の準備をすることもできず、旦那さんに買ってきてもらったコンビニ飯をもそもそと食べるほかありません。

「酷いつわりが終わったと思ったら…総合病院でも『妊婦さんで結節性紅斑なんて珍しいね。歩くのが辛ければ、車いすで移動することもできるからね』と言われるような病気にかかるなんて…」

妹の自宅へ手助けに行くと、疲れ果てた妹が寝込んでいました。1ヵ月の自宅安静を乗り越え、数ヵ月経ってようやく症状が落ち着き、いよいよ出産間近となったある日のこと。

妊婦検診をした先生が思いがけないことを言いました。

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