おかあさんだから我慢するなんてお断り!産前好きだったことを始めませんか?

話題の絵本作家が歌詞を担当し、元「おかあさんといっしょ」のお兄さんが歌った「あたしおかあさんだから」という曲が、大炎上しましたね。

子供第一の献身的な母親の姿に、「その通り!」と共感する女性もいました。けれど「母親だから我慢して、犠牲を払うことが当然だと言われているようで不快」「母親に自己犠牲を強いる呪いの歌だ」「母親になる前の女性も軽視している!」と、憤慨の声が多く聞かれました。

ちょうどこの曲が炎上した時、おかあさんだから我慢するなんて御免だと、ママ達が飲み会を開いているようです。ちょっと覗いてみましょう。

AntonioGuillem/iStock/Thinkstock

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「最近、食欲が湧かないし、何を食べても美味しくないんだよね。それにすごく疲れやすいの。年かな…」

その日集まったママ達は、3人とも子供2人(3才〜6才)を育児中で、日々育児や家事、仕事と忙しくしています。年齢は、30代半ば。たしかに、寝不足の時は、肌や髪が荒れて疲れが如実に表れます。気力不足の時も、以前は体力でカバーしてきたのが、そろそろ乗り切れなくなっているのかもしれません。

特に食欲がない…と呟いたAさんは、いつでも子供優先で、まるで「あたしおかあさんだから」のモデルになったようなママです。完璧に家事をこなし、学校や習い事の送り迎えをして、食事は家族のことを考えてヘルシーな和食がメイン。仕事も在宅で頑張っています。

世の中には、産後太りで悩むママが多い中、Aさんはそんな悩みとは無縁でした。子供が小さいうちは、食事の介助に一生懸命で自分の食事さえ忘れ、子供が大きくなってからは、子供達により多く取り分けて…とするうちに、すっかりスリムな体型になっていました。

それどころか、最近では、「何か食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんな欲がすっかりなくなっちゃった。煩悩から解脱した禅僧みたいな毎日」とぼやく程なのです。スリムな体型を羨ましく思う一方で、覇気のない様子は心配です。

そこで、それぞれの旦那に子供の面倒を託し、産後はじめての飲み会を開くことになりました。もちろんフードコートやファミレスなんて、子供に嗜好を合わせた店選びなんてしません。子供がいると入りづらいお店にしようと、タイ料理の店を予約したのです。

食欲をそそるスパイシーな香りが、ずらりと食卓に並び、お酒で乾杯した後、競い合うように箸を伸ばしました。そして美味しい料理を口にした時、さきほどまで禅僧だと自称していたAさんの顔色が、ガラリと変わったのです。

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