サニが教える、ペットクリニックの日常 ~おれみたく可愛い猫に会いたきゃ仕事にしたらどうニャ~

  暑くなってきましたニャア。日本各地で真夏日並みの気温の予想が出てる。

  おれたち猫は、北アフリカのリビアがルーツだから、寒さニャ弱いが、はっきり言って暑いのもたまらんぞ。

  ネットで調べると、5月5日が立夏。暦のうえでは、既に夏になっているらしい。まあ、この高温も無理もないニャ。

 寝ておるわけじゃニャイ。とにかく暑くてうだっておる。無気力にもなるわ。

 これは、決して病気なわけじゃない。ただただ、ダラけておるだけじゃ。おれは、厚労省の方針に従い、ちゃんとイノマタ先生というかかりつけ医を決めているからニャ。健康管理は万全である。

 獣医といえば、昨年日本FP協会が発表した小学生のなりたい職業ランキングの女の子部門で、6位になっておった。ちなみに、1位は看護師、2位はパティシエール。「パティシエール」って、なんニャ?

 調べると、パティシエの女性形で、お菓子屋さんのことだ。フランス語は難しかですニャ。

 きょうは、おれのなじみの横手みなみペットクリニック(猪俣勝人院長)に教えてもらったペットクリニックのお仕事の中身を紹介しますからニャ。

 

 (ペットクリニックの1日は、こげなふうじゃ)

 朝  入院してる動物の治療

    診療の準備

   「当日の予定の確認」「入院してる動物の状態報告」「注意事項など」のミーティング

 あとは、それぞれクリニックにやってくる動物たちの診察ですニャ。時に手術もするわけですニャ。

  1日に30から50の動物をみます。大ざっぱな内訳は、犬が50%、猫が40%、残りの10%が、ウサ 

  ギやハムスターなどの小動物ですニャ。まだ、犬の方が多いのか。

 〇診察の中身は、多い順に、

  嘔吐・下痢などの消化器の症状

  外耳炎も含む皮膚疾患

  外傷

  つまり、飼い主さんが気づきやすいものということ

  他には、循環器、呼吸器(せき)、やせてきた(内分泌、泌尿器、腫瘍など)、眼科

 (目が赤い、目があかない)、関節疾患(足を上げる)

など、いろんな症状がありますニャ。

 年老いた犬の痴呆や、避妊・去勢、育て方などの相談もあるようで、人間と一緒ですニャ。

 ところで、前も書いたかもしれんが、猪俣先生は、ご夫妻で獣医さんだ。患者(犬や猫など)にとっては、二人先生は、ありがたいぞ。単純にいうと、先生がおひとりよりも、見てもらえるチャンスが倍増えますからニャ。

 

 勝人先生(院長)と多恵子先生(副院長)のお仕事の分担をきいてみましたニャ。

 「基本的には分けていません。(同じ患者?は)なるべく同じ獣医師が診るようにしてますが、治療方針についてふたりで協議して進めています。しいていえばそれぞれの得意分野で割り振りすることはあります」だそうです。

 小さい子どもさんを二人育ててるから、奥さんの多恵子先生の診察は午後5時で終了だそうニャ。保育園の送り迎えとか料理とかありますからニャ。

 きょうは、副院長はもうお帰りですかニャ。

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 ところで、このペットクリニックには、3人の「動物看護士」さんが働いておられます。

 お仕事の内容は、「診察時の補助や入院の子(おれたち猫や犬やうさぎなど)のお世話、受付や電話対応」だそうだ。

 暴れるおれみたいなやつ、をなんとか取り押さえるのも大事なお仕事ですニャ。

 われながら、変な顔してるぞ。

 3人の動物看護士さんに、二つ質問をして回答してもらいましたニャ。

  (志望した理由)

① 「盲導犬クイールの一生」という本・映画を観たのがきっかけです。

② 小さい頃から動物が好きで動物関係の仕事に就きたいと考えていたとき、愛犬の死に直面し、家族の一員である動物たちの痛みや苦しみを少しでも救ってあげたいと思ったのが、きっかけです。

③ 小さい頃から動物が好きで動物関係の仕事をしたかったのと、以前飼っていた犬に病気があって苦しんでいるときに何もできなかったため、同じように苦しんでいる動物や飼い主の方のサポートができるような知識と技術が欲しいと思ったからです。

 (仕事の楽しさ、大変さ)

①楽しいと思うのは、毎日動物と触れ合えることや飼い主さんから、病院とは違う日常での(ペットの)様子を教えていただいてるときです。大変と思うのは、言葉が話せないので、飼い主さんからの情報や、動物の表情、行動、雰囲気で察しないといけないところです。あとは、体力勝負なところが多く、腰への負担が大きいところです。※サニ注:「おれみたいな屈強な猫もやってきますからニャ」

②楽しさは、〇毎日大好きな動物たちに接することができること 〇飼い主様とのコミュニケーション

 大変さは、〇大型犬を持ち上げたり、と体力が必要 〇命に携わる仕事なので、責任感と緊張感

③楽しさは、毎日動物と接することができること、入院、ケガ、病気だった体が元気になって帰っていくのを観れるのは、うれしいです。

 大変さは、命に関わる現場なので、臨機応変に対応していかなければならないこと。

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 いかがですかニャ?

 動物好きで、ペットに関係するお仕事をしたいと思ってる子どもさんは、参考になりましたか。

 こんなふうにワンちゃんを押さえてあげたりするので、力もいるますニャ。

 おれも、おおかたの人とおんなじで病院はきらいだけど、お世話にならニャいかんことも時々ある。

 いつかおれに会いたいという人もペットクリニックのお仕事をするのもいいかも。

※情報は2018.5.18時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

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