帰省時の食事は仕出し&外食オンリー 他界した義母の心遣い

義理の実家へ、初めての帰省…。嫁の立場としては何かと気を使うものですよね。
でも、受け入れる側の義理の実家でも、思わぬところで気遣いをしてくれていたのです…。

iStock.com/LifesizeImages

iStock.com/LifesizeImages

夫と結婚後、初めて義理の実家に泊まりがけで帰省したときのことです。
その日の昼食は、夫の兄弟や親戚たちも集まって一緒に食事をするとのことで、私も少々緊張していました。

夫の実家に到着し、くつろぐ夫をよそに一人で荷解きをしていると、早速義母から声がかかりました。お手伝いか?!と、腕まくりする勢いで居間へ駆けつけると、既にお寿司屋さんの豪勢な仕出し料理が並んでいたのでした。

「あ、好きなところに座ってねー」

意気込んでいた分、私はちょっと拍子抜けしながらも席に付きました。でも、今日はみんなで食事会だから、次頑張ればいいか。そんな風に考えているうちに参加者全員が集まってきて、食事会がスタートしました。

私も「嫁として」お酌をしたり、お茶を汲んだり、とにかく何か手伝いをしなくては…!と思うのですが、義母はやんわりと制止。私の帰省が初めてということもあって、おもてなしをしてくれているんだなぁ…と、その好意に甘えることにしました。

そして、その日の夕方。
親戚たちが帰宅して、家族だけになると、義父は携帯を取り出しながら言いました。

「今日はみんなでレストランに食べに行こう!」

有無を言わせず、義父はその場でレストランを予約し、夕食はみんなそろって外食。ご馳走が続いて嬉しい反面、「こんなに気を遣わなくてもいいのにな…」と、思っていました。

そして、翌朝。
朝食は義母が評判のパン屋さんでわざわざ購入してきてくれたお店のパン。もちろん、用意してくれた食事はどれもとっても美味しいのですが、なんだかちょっと複雑な気持ちに。

1 / 2

関連タグ

この記事もおすすめ