これってマタハラ?「現場がまわらない」と、妊婦に休日出勤!

お腹に小さな命を宿した女性の心と体はとてもデリケート。マタハラによる心身のストレスは、赤ちゃんにも影響を及ぼしかねません。赤ちゃんの命を守るためにも、理不尽なマタハラには断固対抗!そんなとき頼りになるのは、やっぱり経験者である先輩ママでした。

iStock.com/Yagi-Studio

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私が以前働いていた職場は、365日体制でのサービス提供を売りにしていました。
そのため、日曜日も祝日も関係なく、出勤はローテーション制。

一応、週に1回は休みを入れるという決まりごとはあるのですが、平日の代休を取るのは意外と難しく、結局は多くの職員が代休日にも職場に顔を出さざるを得ないというブラック企業のような状況でした。

そんななか、唯一の例外は妊婦さん。
私が入社したころは「女性に優しい職場」というスローガンの下、妊娠中の女性に限っては休日出勤が免除されていました。

そんなスローガンを見て入った女性が多いため、常に妊娠中や育児休暇中の女性が数名いる状態に。
「現場が回らなくなる」という理由から妊婦さんへの風当たりは年々厳しくなり、最終的には休日出勤の免除はなし、ということになっていました。

厳しい勤務形態に無理を重ねて出勤する妊婦さんが多かったせいでしょうか。
ここ数年は切迫流産や早産になってしまう方が多数出現するという、恐ろしい職場環境に…。

私が妊娠していたころも、この休日出勤を巡ってちょっとした事件がありました。

妊娠8ヵ月でお腹の張りが強くなってしまった私は、医師からできるだけ安静を求められていました。

「無理は禁物。張りが強いときは仕事も休んで横になるように」

できるなら、そうしたい。
でも、今週も休日出勤が入っている…。

せめて、別の週へ出勤の予定をずらせないかと、担当者へ相談に行ってみました。
でも、返ってきた返事はノー。

「妊婦さんだけ特別扱いしたら、他のスタッフから不満が出るでしょ。どうしてもって言うんなら、休日出勤を代わってくれそうな人に直接交渉して」

代わってくれそうな人って言われても…。
元々休みの予定だった人に「私の代わりに出勤して」なんて、正直言いづらい。
それに、一体何人に声をかければOKの人が見つかるかも分からない。

でも…、無理して動くとお腹の張りが強くなってしまう。
赤ちゃんにもしものことがあったら…。

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