うたた寝からのヒヤリハット!酷い打ち身にスーパーの氷が効く

 ヒヤリハットという言葉をご存じですか?死亡事故や大怪我には至らないものの、そうなってもおかしくない、ヒヤリとした、ハッとしたものを指さします。子供ができてから、特に息子が生まれてからというものの、月に1度は必ずそんな出来事に見舞われます。先日は、酷いヒヤリハットが起きました。

iStock.com/djedzura

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 夕方、いつも通り、キッチンで夕飯づくりをしていたら、「ぎゃぁぁぁ!!」と息子の泣き声がしました。我が家のキッチンは、カウンターの向こう側がダイニングルームで、食卓があります。ちょうどその時、筆者は冷蔵庫をゴソゴソと探っていたため、慌ててふりむくと、先ほどまで食卓にいた息子の姿がありません。

 つい先ほどまで、息子はハイチェアに腰をかけ、折り紙を折っていたのですが、ウトウトして、食卓に突っ伏して寝始めた所でした。寝起きの悪い息子は、寝始めたばかりの時に体に触れると、すぐに起きて、酷いねむ愚図りを起こすことでしょう。10分ほどそのまま寝かせて、後で布団に連れて行こうと思ったのが間違いでした。

 少し離れた場所に座って、おもちゃで遊んでいた娘の目撃情報によると、突っ伏して寝ていた息子は、寝返りを打つように顔の向きをかえ、そのまま体が大きく揺れたと思ったら、真横に落ちたそうです。ハイチェアは背もたれはありますが、横に肘置きなどはありません。意識がある時なら、手をついてかばうのでしょうが、うたた寝中だった息子は、無防備なまま落ちていき、床に顔をしたたかに打ち付けてしまったのでした。

「ママぁ~!痛い~!痛い~~!」
 息子は、床に落ちたままの横向けの姿で、ギャンギャンと泣いています。息子を抱き上げ、「たんこぶくらい出来たかしら」と顔を見て、ハッと息を飲みました。息子の目の上は、赤紫色に膨れあがり、豆大福のような大きさになっていたのです。

 たんこぶどころじゃない、血の塊で、内側から皮膚が弾けてしまいそうだ…。

 息子を座布団の上に寝かせると、台所へと走りました。ゴソゴソと冷凍庫を探りますが、熱が出た時に氷枕がわりに使う保冷ジェルと、キャンプに使うプラスチックケース入りの保冷剤しかありません。プラスチックケースは痛そうなので、プニプニと柔らかな保冷ジェルを、息子の目の上に押し当てました。

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