赤ちゃんにやさしくママに厳しい!? 夫婦で乗り越えた帝王切開後の母子同室

 私が長男・次男を出産するために選んだ産院は、通称「赤ちゃんにやさしい病院」と呼ばれている、母乳育児を積極的に推奨している産院でした。この母乳育児を推奨する産院で、なんと帝王切開で出産することになりさあ大変! 不安を感じながらも乗り越えた、出産初夜の話をお届けしたいと思います。

iStock.com/7postman

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 有名国際機関が推進している「赤ちゃんにやさしい病院」。これに認定された産院は、ママと赤ちゃんの絆をより深めるため、出産直後から母子同室を開始し母乳育児を積極的に行うという産院です。
 私は長男を妊娠中、このスタイルがとても気に入り「絶対ここで出産したい!」と強く思い通院を開始しました。ワクワクしながら待ち焦がれていた妊娠中期の健診。なんと先生から逆子の宣告をされてしまいました。また、逆子がこのまま治らなければ、帝王切開での出産になるとも同時に告げられました。

 私は逆子が治るようにと、必死にお灸をしてみたり逆子体操をしてみたりしました。でも、結局一度も逆子が治ることはなく、帝王切開での出産が決定してしまいました。この時点で、私にとっての理想のお産からは大きくずれてしまいました。『帝王切開した体で、どうやって母子同室でおむつ替えや授乳ができるの?』という不安が募るばかり。

 先生に聞いても、「大丈夫、大丈夫! 赤ちゃんが泣いたりしたときには、ナースコールをすればすぐ助産師が部屋に来るから」と答えるだけ。不安な気持ちでスッキリしないまま、私は出産の日を迎えました。私の両親は他界、夫の両親は離婚していたため、親の力を借りることはできません。また、お互いの兄弟も遠くに家を構え、それぞれ家庭を持って暮らしているので頼ることができませんでした。

 今まで困難があっても、夫婦で力を合わせて乗り越えてきました。今回の出産も夫婦で乗り越えようと決意しました。事前に帝王切開の日が決定していたため、手術日=長男お誕生日となります。むしろ予定が組みやすいと夫は安心し、出産当日から1週間有休をとり、体制を整えてくれました。

 そして出産当日、助産師の方から病室に戻ってからの授乳のことや、おむつ替えなどの説明を受け、私は出産のため手術室に向かいました。

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