好きな服を着られる日はまだまだ先…産後のファッション事情

 産後のおしゃれを阻むのは、体型の変化だけではありませんでした。そのことに思い至らず服を買い、結局たんすのこやしを増やす羽目に。

iStock.com/tbradford

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 1年強の育児休業が終わり、職場復帰を間近に控えた日。クローゼットにしまいこんであった服をひっぱりだしてみました。

 妊娠前に好んで着ていたのはタイトなニットやスカート。体重はほぼ戻したし、余裕で着られるはず!と袖を通してみたところ…。無事に着ることはできたのですが、鏡に映った自分の姿を見て愕然としました

 授乳が終わって垂れた胸、しまりのないお腹、抱っこのし過ぎで丸くなった背中に、たるんだお尻。鏡の中にいたのは、以前とは違う、ゆるみきった産後体型の私でした。薄々気づいてた産後の体型の変化を、まざまざと見せつけられた瞬間でした。

 今から体を鍛えれば妊娠前の服を着られるのでは!? そんな考えが頭をよぎりましたが、私にはそんな根性も時間もありません。かといって、ビジネスカジュアル推奨の職場に、休業中のゆったりした服を着ていくこともできず。結局、今ある服を着ることは諦め、必要最低限の通勤服を買いに行くことにしました。

 予算も限られているので、低価格のファストファッションのお店に狙いを定め、ショッピングモールへ。久しぶりのショッピングモールにはパステルカラーの素敵な服があふれています。

 ファストファッションのお店を目的に来たのに、それ以外のお店のディスプレイについつい目移りし、その中でもパッと目に飛び込んできた服を試着することに。ビーズのついたニットと、軽やかなジョーゼットのスカートです。着てみると、ほどよく産後の体型を隠してくれる上に、明るい色合いが職場復帰への不安な気持ちを奮い立たせてくれるような気がしました。

 後ろ髪ひかれつつも、いったんはお店を後にして目的の店へ。シンプルな服を何点か調達しましたが、どうしても試着した服が忘れられず、思い切って2点とも購入してしまいました。

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