小学生だからって楽にはならない! 働くママの悩みとは

 女性が多い職場ではトラブルが絶えないとよく聞きますよね。私が以前勤めていた職場も例外ではありませんでした。女性が多い職場での働き方を考えさせられた経験について聞いてください。

iStock.com/baona

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 以前勤めていた職場は、女性ばかりの小さな会社でした。当時、子どもがいたのは3歳と1歳の子を持つ私と、産休から復帰したばかりの0歳の子を持つAの2人だけでした。

 経営者も年が近い女性で、結婚を控えていたため、スタッフの妊娠や出産、子育てについては理解しようとしていました。

 仕事は技術が必要な作業系です。少人数の会社だったので一人一人が作業工程を理解し、判断して動かなければ回りません。

 しかし復帰したばかりのAさんは、育児や家庭の都合で休んだり、早退したりして仕事に支障をきたすようになりました。

 Aさんは実家の近くに住んでいて、子どもを両親に預けられる環境だと聞いていました。夕方になるとよく、ご両親がAさんの子どもを連れて職場に来ていました。

 しかし、子どもが体調不良になると、Aさんは実家を頼らず最低でも1週間は会社を休んでしまいます。子どもの発熱は突然のことですので、みんなでAさんのフォローに入ります。少人数の会社ということもあり、多くの作業は私に振られていました。

 わが家も長男が発熱すると、連鎖して次男も体調を崩してしまうことがありましたが、本気で看病するとなると会社を休まなければいけません。休んで看病したい気持ちはもちろんありましたが、小さい会社で一人一人の責任が大きく、子どもの看病を理由に休み続けることができない状態でした。

 実母も義母も働いており、協力を得られない環境だったため、夫にお願いしたり、病児保育を利用したりして出勤をしていました。

 次第に子どもが病気をしても休まない働き方が、私の「働き方」として定着していきました。

 それから、少し経った頃、次男が小学校に入学しました。

 そのときにAさんと経営者から「2人とも小学生になったから楽になったでしょう」と言われたんです。

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