インスタント食品信奉者の姑 VS 手料理ストイック育児中の嫁

 インフルエンザやノロウイルス、冬の感染症シーズンも本番になってきました。もしも、あなたが体調を崩して、子どものお世話ができなくなったら、どうしますか? もしくは、子どもが体調を崩したのに、仕事を休めなかったら? 夫や実家、義実家など、手助けしてくれる人がいれば安心ですよね。けれど、その助っ人が、信頼できなかったら…?! あちらでは、嫁しゅうとめの仲に亀裂が入りそうになっていますよ。

iStock.com/monzenmachi

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 子どもを産んで一番驚いたのは、人によって、育児の当たり前が違うこと。当たり前のように3歳の子どもに刺し身を食べさせていたら「もう生魚食べさせているの?!」と驚かれて、はじめて「刺し身は、何歳から食べさせるのが正解なの?!」と調べました。

 おおらか、というよりもズボラな私の育児は、育児書を読み込むしっかり者のママ達から「おおざっぱすぎる!」と非難されることもしばしば。けれどズボラ者からしてみれば、「みんなストイックに育児をしているなぁ。疲れないのかな」と心配になるのです。

 最近、特に驚いたのが、友人Aのストイック育児でした。例えば、0歳児は、3~4時間おきに授乳するのがよいと育児書に書いてあれば、アラームをかけて必ず3時間おきに授乳。

 授乳中は、脂っこい食事やスパイスのきいた辛い食事は厳禁と聞けば、授乳期間中の2年間、一度もカレーを食べなかったのだと言います。

 4歳になる彼女の息子さんは、まだファストフードを食べたこともなければ、チョコレートやアイスクリーム、ジュースなども未体験です。彼女と話していると、自分の中で当たり前だった育児が、ずいぶんとおおざっぱで、手抜きのように思えます。とてもまねできない彼女のストイックな育児には、いつも驚かされるのでした。

 そんな息子さんが、この冬の寒さで体調を崩してしまいました。夜間から急に発熱し、翌朝には元気そうに思えましたが、熱は37.5度を超えていました。これでは保育園に預けることができません。

 しかも運の悪いことに、その日は彼女が以前から準備していた大きな仕事があり、会社を休むことができなかったのです。病児保育も、この時期はいっぱいで預けることができません。そこで苦肉の策でしたが、近所に住むしゅうとめに、息子を預かってもらって、看病してもらうことにしました。

 なぜ苦肉の策だったのか、それはストイック育児の彼女と違い、しゅうとめはおおざっぱな性格だったため。離乳食の頃から、育児本通りの食事を作る嫁の姿を見て「神経質すぎるわよ」などと言われていたのです。

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