「僕は2番目に生まれたかった」長男の本心を知って悔恨の涙

 2人目の子どもの育児で何が大変だった?という話になると必ず出てくるのが上の子の赤ちゃん返り。赤ちゃんのお世話で疲弊しているところに、さらに赤ちゃん返りの上の子の相手…本当に大変ですよね。わが家の場合、長男の赤ちゃん返りはかなり遅れてやってきました。その理由を反省の念を込めてご紹介します。

iStock.com/SolStock

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 わが家の次男は予定よりずいぶん早く生まれた早産児。体も小さく、呼吸も自分でできないような状態だったため、生まれてから何カ月もNICU(新生児集中治療管理室)に入院していました。

 次男の入院期間中は、私は当時1歳だった長男を託児所に預けて毎日のようにNICUに通い、帰ってからは長男の世話やたまった家事をこなしていました。その合間を縫って2時間ごとの搾乳も行っていたため、休む暇はほとんどありません。

 精神的にも身体的にもすり減っていくような毎日。当然、長男とゆっくり向き合う余裕なんてありませんでした。しかし家族で次男の病院に行った時だけは話は別。NICUには長男は入れないため、夫婦交互に次男に面会して、その間に片方が病院のロビーや中庭で長男を遊ばせていました。

 「今は、こんな状況だけど、次男が退院したら家族みんなで過ごせるからね」

 「おうちでもゆっくりと遊べるようになるんだよ」

 そんな風に長男に声をかけながら、自分に言い聞かせていた私ですが、現実はなかなかうまくいきませんでした。

 退院してからも、家庭での医療的ケアや授乳、通院、時には入院と、24時間体制で手のかかる次男。母親である私にしかできないお世話が多いこともあり、自宅でもほぼ次男にかかりきりという状態が続きました。

 その間の長男は割と淡々としていて、目立った赤ちゃん返りもなく「いい子」だったので、私は「長男は、分かってくれているんだな」と、なんとなく安心してしまっていたのです。

 でも、それから2年くらいたったある夜のこと。2人を寝かしつけていた時に長男が私にぽつんと言いました。

 「僕は2番目に生まれたかった」

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