パーティールームでお花見!? 保育園ママのお誘いで参加すると…

 お花見といえば、桜の木の下で、満開の桜を愛(め)でながら…そんなイメージを抱いている方、私もそうでした! ですが、今どきのお花見は、ちょっと違うそうなのです。友人がママ友からお花見に誘われたのは、まだ肌寒い2月のことでした。さて、どんなお花見だったのでしょうか?

iStock.com/Sergey_Ko

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 先日、友人と飲んだ時のこと。彼女は、保育園に5歳の息子を通わせているママで、優しく朗らかな性格です。そんな彼女が、ちょっと愚痴めいた口調で、「先日、保育園のママ友からお花見に誘われたのよ」と話し始めました。季節はまだ2月。お花見をするには、気が早いのでは?と不思議に思いつつ、優しい彼女が愚痴をもらす内容は、どんなことなのだろうと、話の続きを尋ねました。 

 その日、保育園では、発表会がありました。子どもたちが3カ月間かけて練習をした劇はとてもかわいらしく、わが子の成長にほっこりした気持ちで帰ろうとしたその時、同じクラスのママから「これからクラスのママたちとお花見をするの。お子さんと一緒にいらっしゃらない?」と誘われました。

 保育園は送迎時間がそれぞれの保護者によって違い、仕事帰りにちょっと立ち話をするくらいで、それほど親しいママ友を作る機会がありません。その誘ってくれたママも、顔見知りではありましたが、個人的に休日に子供達を遊ばせたこともないので、断ろうと思った途端、息子が「○○ちゃんのママ、お花見するの? 行きたい行きたい!」と騒ぐので、仕方なくお誘いにのってみることにしました。

 その場でLINEの交換をして、集合場所を教えてもらいました。いったん自宅に荷物を置いてから、1時間後にここへ集合といわれた場所は、友人が住むエリアで最もリッチなタワーマンションでした。お花見なのに、会場がマンションの室内? そもそも桜が咲くシーズンじゃないけれどお花見? そう戸惑いながら、指定されたお花見会場に向かい、初めて足を踏み入れたその世界にあぜんとしました。

 お花見会場は、タワーマンションの最上階に位置するパーティールーム。30畳以上ありそうなパーティールームは、大きなソファセットや15席ほどあるロングテーブルがあり、シアタールームも完備しているそう。豪華な設えの部屋に負けないくらい、見事な枝ぶりの河津桜が飾られています。ソメイヨシノよりも、濃いピンク色の河津桜の花びらは、今まさに見頃といった様子。時折チラチラと、花びらが舞い、これはたしかにお花見です。

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