泥んこの息子を褒めた私が掛けられた意外な言葉とは?

 引っ込み思案な息子。幼稚園に入園して間もなくは、積極的にお友だちの輪に入れず、砂遊びを遠慮していました。ようやく慣れてきたある日、泥んこで遊んでくれたことがうれしくて「良かったね!」と言った時、側にいた女性に思わぬ言葉を掛けられました。

iStock.com/wundervisuals

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 息子が幼稚園に入園して間もない時の話です。息子の通う幼稚園はキリスト教系で、教会関係者もよく出入りしています。息子は、砂遊びが大好きだけれど、洋服がぬれたり、手が汚れたりするのが苦手。おまけに、引っ込み思案な性格で、1カ月たっても、幼稚園になかなかなじめずにいました。

 先生からも、砂場で遊ぶお友だちをただ眺めているだけだと聞いていたので、私はずっとやきもきした状態。泥だらけの服で園バスから降りてくるお友だちを尻目に、息子の服はいつもキレイなまま。

 園ママたちも「またこんなに汚して。泥はなかなか落ちないのにー」と言いつつも、まんざらでもない様子。どうしてうちの子は…と私の焦りは募るばかり。けれども、無理強いしてもできる子でないのは分かっていたので、私はただ見守るしかありませんでした。

 そんなある日、たまたま園までお迎えに行くと、担任の先生が私に駆け寄って話し掛けてきました。

 「お母さん、ビックリしないで! 今日は泥んこになって、いっぱい遊びましたよ! やっとお砂遊びするようになりましたね」

 やって来た息子を見ると、洋服は本当に泥だらけ。私はそれがうれしくて思わず「わぁ、いっぱい遊んだね。こんな泥んこになるまで遊べて楽しかったね! よかったね」とニコニコしながら息子を褒めました。

 と、そのとき「ちょっとあなた」と呼び止められたのです。

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