考えすぎ?! 自然なくしゃみができない4歳次男の話

 くしゃみは体の生理的な反応であるにもかかわらず、人によって大きな個人差がありますよね。その個人差の部分を差し引いても、かなり変わっている4歳息子のくしゃみをご紹介します!

 「ハックショーン!」と、周囲の人がびっくりしてしまうような大きなくしゃみ。「クシュン!」と、小動物のようなかわいらしいくしゃみ。くしゃみの仕方は人によって本当にいろいろで、面白いですよね。でも、くしゃみの「個人差」を差し引いたとしても、わが家の4歳の息子は、くしゃみの仕方は独特で、斬新です。

 「はくしゃみ!」

 え? 今のってくしゃみの音? 思わず聞き返してしまうような声が出てしまう次男。自分のくしゃみの声が独特だということにはまったく気が付いていません。それどころか、私たちが普通に「ハクション!」などとくしゃみをしようものなら、「違う! はくしゃみでしょ!」とすかさず訂正してくるのです。

 「どうして“はくしゃみ”なの?」

 疑問に思った私は次男に聞いてみました。すると、次男は自信満々にこう言うのです。

 「だって、今のは“くしゃみ”でしょ。だから、はって息を吸って、『はくしゃみ!』」

 どうやら次男はくしゃみをする時には、「くしゃみ」という言葉を言わなければならないと思っていたようです。でも、いくら何でも「はくしゃみ!」は言いづらいし、不自然すぎるだろう…、と思った私はさらに次男に疑問をぶつけました。

 「でも、くしゃみする時は勝手に『ハクション!』って声が出ない? はくしゃみって言いづらくて難しい気がするんだけど…」

 それを聞いた次男はすかさず、「でも、『ハクション!』ってくしゃみをするんだったら、『くしゃみが出そう!』じゃなくて、『クションが出そう!』って言わないと変だよね!」と反論。

 「お母さんは“くしゃみ”をするんでしょう? だったら、『はくしゃみ!』って言わないと、おかしいよ!」

 独自の理論で一歩も譲らない次男。どうやら、くしゃみという言葉と、実際にくしゃみの時に出す声を一致させるため、くしゃみの時には自分で「はくしゃみ!」と声に出して言っていたようです。

 そんな次男ですが、最近では少しだけくしゃみに変化が表れてきました。

 「あ、クショミ出そう!」と言う次男の言葉に続いて、大きなくしゃみが。

 「ハクショミ!」

 「ハクション」という音と、「くしゃみ」という言葉を合体させたかのような「ハクショミ」に、次男の譲歩の跡が見て取れます。

 それでもまだまだ、一般的なくしゃみの声とはずいぶんかけ離れている印象です。その証拠に、外出先などでくしゃみをすると、かなりの確率で笑われてしまいます。

 次男が一般的なくしゃみの音にたどり着くのはいつの日か…。それまでは、まだまだ楽しませてくれそうな予感がする私なのでした。

※情報は2019.5.17時点のものです

minimix

福岡市在住、5歳と3歳の男の子のママ。 子どもの病気をきっかけに、医療業から在宅ライターへ転向。 年子の男子二人の育児を楽しみつつ、ライター業にも専念中。

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