黄昏泣きに吐き戻し、背中スイッチ…4年ぶりの0歳育児は超過酷!

 妊娠中・出産後の女性の脳は、ホルモンの分泌によって、一時的に脳が萎縮して、物忘れがひどくなるのだそうです。確かに、つわりやお産の痛み、新生児育児の過酷さを思い出そうとしても、霧の中に記憶があるようで、「そんなに大変だったかしら?」とすら思ってしまいます。産後、忘れっぽさに拍車のかかった私が、4年ぶりに0歳児を預かることになりました。果たしてどうなったのでしょう?

iStock.com/tatyana_tomsickova

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 先日、0歳児と3歳児を育児中の妹から「一生のお願いがあるの! 半日だけ、子どもたちを預かってくれないかな?」とお願いされました。彼女が10代の時に、どハマリしたバンドが再結成して、20年ぶりにライブを行うことになり、どうしても行きたくなったのだそう。

 日頃から、育児に奮闘している妹。旦那さんが忙しいこともあって、ほとんどワンオペ育児で頑張っています。0歳の甥っ子のお世話で睡眠不足な上、3歳になる姪っ子がイヤイヤ期に突入して頭を悩ませていることも、聞いていました。相談を受けるたびに「たまには、ストレスを発散したほうがいいよ。私でよかったら、子どもたちを預かるから、遊びに行ってきたら?」と提案していたこともあり、妹の役に立てるのならと、引き受けることにしました。

 ちなみに、筆者は、4歳児と6歳児のママです。0歳児の面倒を見るのは、およそ4年ぶり。0歳育児は大変だと分かってはいるのですが、なにしろ当時の記憶はあいまいで、具体的に何が大変だったのか、スコーンと記憶から抜けていました。「経験してきたことなんだから、半日、子どもを預かるなんて簡単簡単! なんとかなるでしょう」と、甘く考えていました。

 その時はまだ、安請け合いが、どんなに過酷なものになるのか、想像をしていなかったのです。

 その日の午後3時ごろ、妹が子どもたちを連れて、わが家にやってきました。生後半年の甥っ子は、ふくふくとしたほっぺたに笑顔を浮かべ、ちぎりパンのようにムチムチとした腕を振りまわして、喜びを全身で表現しています。まだ“場所見知り”をする時期ではないのでしょう。初めて来たわが家を、キョロキョロと見回して、キャッキャッと笑い声を立てています。

 か…かわいい…♪

 甥っ子のかわいらしさに夢中になったのは、筆者だけではありません。6歳の娘も、赤ちゃんに興味津々。一丁前に甥っ子を抱き上げ、お世話しています。一方、3歳の姪っ子と4歳の息子は、さっそくおもちゃで盛り上がり、キャッキャッと楽しそうに遊んでいます。これは大丈夫そうだと、妹も安心して、ライブに向かいました。

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