転んで歯を打った?! 子どもが泣き止んだ後も安心しないで!

 幼児期のお子さんはちょっとしたことで転んでしまうことが多いですよね。でも、転ぶ時にとっさに手が出せず、顔面をぶつけてしまうこともあるようです。もし、転んだ時に歯を打ったような様子が見られたら、念のため歯科受診をお勧めします。わが家の長男はそれを見過ごしたせいで、とんでもないことになっていました。

iStock.com/maroke

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 「お子さんの前歯には、歯の根っこがありません」

 長男が3歳の時、転んだ拍子に椅子の足に歯をぶつけるという事件がありました。大泣きする長男の口元を見ると歯と歯茎の間に血がたくさんたまっており、ぶつけた前歯もグラグラです。私は大慌てで歯科医院に駆け込み、歯のエックス線を撮ってもらいました。

 その時に知らされた衝撃的な事実。なんと、長男の前歯には骨の中にしっかり埋まっているはずの根っこの部分がなく、短くなった前歯をかろうじて歯茎だけで支えている状態であるとのこと。今回、歯をぶつけたということでエックス線を撮って歯の状況が明らかになりましたが、実はぶつける前からグラグラしていたはずだと聞き、さらに私はショックを受けました。

 長男の前歯は、見た目では全く普通の状態です。それなのに、なぜ…?

 先生いわく、原因として考えられるのは、長男は歩き出しの頃から何度も転んだ時に歯を打っていたのではないかというもの。その時に歯の骨折をしていたことに気が付かず放置してしまったために、折れた歯の根っこの部分が徐々に吸収されて無くなってしまったのではないか、とのお話でした。

 歯の骨折のほかにも、話す時に舌で前歯を押してしまう癖がある子や、指しゃぶりを長く続けてしまう子などにも、歯の根っこが無くなるという現象が見られることがあるとのことです。

 折れてしまった歯は、早期に適切な対処を行えば元通りになるケースも多いのだとか。でも、長男のように気付かずに放置してしまうと、歯の根っこが無くなってグラグラに…。

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