「PTA会長と言っても名前だけだから大丈夫」って本当に?

 中学校のPTA本部役員を決める時の話です。なかなか決まらない会長に、前役員は「会長と言っても名前だけで、実際の仕事は本部役員みんなでやるから大丈夫!」と勧めるのですが、「そんなわけないじゃん!」と誰もが思っていたわけで…。

iStock.com/RapidEye

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 PTAの会長や副会長といった本部役員といえば、いつの間にか決まっているという感じでしょうか。実は、裏では大変な苦労と選考が重ねられています。本部役員の選考が本格的に始まるのは秋頃です。この時期になると、子どもが4人いる私は、選考の電話がかかってくるのではないかと毎日ドキドキしながら過ごしています。

 知り合いである中学校の前PTA会長から連絡が入ったのは年が明けてからでした。

 「会長は他に打診している人がいるんだけど、副会長としてサポートしてやってもらえないかな」

 娘が通う中学校のPTAでは、本部役員を1度やると、まだ入学していない下の子たちの役員が免除されるという優遇システムがあります。あと2人小学生がいる私は、「今年1年頑張れば、選考の電話におびえなくてすむし、やるなら受験生のいない今だ!」と副会長を引き受けることにしました。

 ところが、中学校の入学式で前PTA会長から聞いたのは、事前の選考で決まっていたはずの会長候補が降りたという事実! 懇談会の日に新役員候補で顔合わせして、会長を互選してくださいとのことでした。そんなの聞いてないよ~。いや~な予感しかしませんでした。

 そして迎えた新役員候補の顔合わせ。役員候補の半分は新1年生の保護者で、知った顔も多く何とかやっていけそうな感じを受けました。

 が、1時間、2時間と話し合っても会長は決まらず、上級生の保護者も知らん顔…。

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