水に顔をつけられない娘が、克服できたきっかけは

 わが家の娘は、顔に水がかかることが大嫌い。スイミングスクールでも水に顔をつけるのを拒否し続けていました。どんな手を使ってもできなかった娘。しかし急に顔をつけることができるようになりました。いったい何があったんでしょうか。

iStock.com/junce

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 娘が4歳(年少組)の時のことです。幼稚園の友達の中ではピアノや英語、体操教室など新しく習い事を始める子が多くいました。「私も何かしたい!」という娘に対し、私自身も「何かさせた方がいいのかな?」と考えるように。

 当時娘はお風呂で顔に水がかかることが苦手だったため、夫から「スイミングはどうか?」と提案されました。私もスイミングが気になっていたので、娘に提案をすると「やってみたい」との返答。すぐに体験に申し込みました。

 体験スクールの内容は、水に慣れる目的のもの。プール内にカラーボールを浮かべ、「何個取れるかな?」と遊び感覚で入水したりフラフープで作ったトンネルをくぐったりして、娘もとても楽しそうでした。体験が終わると「明日もまた来たい!」という娘。そんなにやる気があるのであれば…!と思い、そのまま入会手続きを行いました。

 入会して数回は、まだまだ水に慣れる段階。難しいことも要求されず、週に1度、娘も楽しんで通っていました。しかし、ある日コーチに「プールに顔をつけてみよう!」と声をかけられ、娘の表情は一変。その日からスイミングへ行くことを嫌がるようになったのです。

 50分のレッスンの中で、前半はいつも通り遊びを交えた内容のため娘も楽しそうにこなしますが、後半の顔に水をつける時間になると、急にコーチに「おなかが痛い」と言って見学をしたり「トイレに行ってきます」と言ってしばらく帰ってこなかったりすることが続きました。コーチからは「強制することではないので、まずは恐怖心が取れる段階にもっていきましょう」と声をかけてもらいますが、どうやったら恐怖心が取れるのか…。

 お風呂で実際に私が顔をつけて「全然怖くないよ!」と伝えてみたり、欲しがっていたゴーグルを購入し「ゴーグルで目が守られるから大丈夫だよ」と声をかけたりしてみますが、娘には響きません。こんな手を使うのはよくないと思いつつも「顔をつけることができたら帰りにアイス買おうか」「おもちゃにする?」と物で釣る作戦を試してみましたが、それでも顔をつけることはできませんでした。

 コーチもあの手この手を使ってくれていましたが、それでも嫌がる娘。「あんなに嫌がる子は他にもいるのか? 何のために通ってるのだろう。月謝も安くないのになぁ」と私も少し心が折れかりました。娘にスイミングは合っていなかったのかな?と諦めようとしていましたが、その日は突然やってきたのです。

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