親が必死!? 幼稚園での手紙交換ブーム  

 幼稚園で年少組の娘が、ある日友だちから手紙をもらってきました。女の子の間でブームになっていた様子。手紙を見ると子どもの字と一緒に親からのメッセージが付いていたのです。「返事を書かなきゃ!」と必死になりすぎてしまった私の体験談をお話しします。

iStock.com/Tuned_In

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 娘がある日、幼稚園でクラスの友だちから手紙をもらって帰ってきました。「お返事を書きたい」と言うので、折り紙の裏に鉛筆で書かせて翌日持っていかせることに。すると翌日また違う友だちから何通か手紙をもらって帰ってきます。

 見ると、きちんとした便箋や封筒。年少組でまだ字が書けない子が多く(もちろんわが子も書けませんでした)、手紙で文書のやりとりをするというよりは”手紙を交換すること”を楽しんでいるのだと思ったのですが、中を見ると子どものミミズ文字に親が代筆してメッセージが添えられていました。中には親の文字で「お返事まっています」と書いてあるものもあったのです。

 わが子が友だちから手紙をもらってくるということは初めての経験だったので、「子どもの手紙って親も一緒に書くんだ!!」とビックリしました。もしかして子どもの手紙交換って親同士のコミュニケーションの第一歩なの? であれば返事は必ず書かなければいけない! 折り紙の裏なんかじゃダメだ! そう変に気負ってしまい、娘と便箋と封筒を購入しに行きました。

iStock.com/Choreograph

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 それからも何人かの友だちと手紙交換は続きます。娘がミミズ文字を書いたあとに、私が何と書いてあるのか代筆する形にしました。ただ、娘がおかしなことを言うと「これ、この子のお母さんも見るんだよね」と変に考え「こういうのはどう?」など口出ししてしまいます。もはや誰から誰への手紙なのか分からなくなってきました。

 そのうちに娘が「もう疲れた!」と一言。今思えば、友だちへの手紙を母親に添削されるのですから面白くないのは当然です。しかし必死になってしまっていた私は、誰のためにやってるの!と押しつけがましく思ってしまい、1人で手紙を仕上げました。手紙の返事を書かず娘の交友関係に何かあったらどうしようという変な心配と、自分自身、他のお母さんから「返事をくれなかった」なんて思われたらどうしようという不安がありました。

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