えっ! 3歳の娘がエレベーターの中に1人で

 予想外の行動ばかりの子どもたち。子育てにハプニングはつきものですよね。あとから思い出すとおかしくて笑えることも多いけれど、その時は本当に慌てます。この日のわが家に起こったハプニングは、3歳の娘が1人でエレベーターに乗ってしまうというものでした。

iStock.com/IvanJekic

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 娘が3歳の頃の出来事です。

 公園からの帰り道、家まではほんの数分の距離だというのに、娘はアリさんやだんごむしさんや、つるつるの石やらを見つけては立ち止まり、なかなか進んでくれません。早く帰ってお昼寝させたい私は、娘に「よーいどん!」と声をかけました。使い古された手口ですが、このときの娘には効果てきめん。突然走りだした娘のあとを、私は「よしよし、うまくいった」とほくそえみながら追いかけました。

 自宅マンションのエントランスに飛び込んだ娘は、「やったー! ○○の勝ちー!」とバンザイしながらエレベーターに駆け込みました。そして何を思ったのか、エレベーターの「閉」ボタンをポチっと押してしまったのです。

 お砂場セットやボールなどの大荷物を抱えて、まだマンションの入り口にいた私は慌てて走りましたが、あと一歩のところでエレベーターのドアはシュルシュルと閉まってしまいました。でも、乗客が行き先階のボタンを押さない限り動かないのがエレベーター。私が外からボタンを押せばいいだけです。

 以前もこの経験があった私は「もう~プンプン!」と、エレベーターの中で笑っている娘に向かって大げさに怒った顔をしてみせ、ボタンに手を伸ばしました。その瞬間、ブーンと低い音がしたかと思うと、娘を乗せたエレベーターがゆっくり動き始めたのです。

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