呼んでも来ないママに愛想を尽かした息子の行動

 仕事に家事にと忙しく、ついつい子どもの相手を後回しにしてしまうこと、ありますよね。私も適当に返事をしてしまうことがしょっちゅうだったのですが、それを反省させられる出来事がありました。

iStock.com/monzenmachi

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 2歳半の息子は一人っ子。加えて夫は仕事の帰りが遅く、家事と育児を1人でこなすワンオペ状態。
 特に夜は食事を作り、お風呂に入れて、明日の準備をして…と大忙し! しっかり子どもの相手をしてあげられる時間も少なく、必然的に子どもは1人で遊ぶことが多くなってしまいます。

 「ママー! これ見てー」と、クレヨンで塗りつぶされた画用紙を見せに来ても「わーすごいねー」。
 「ママ、アンパンマン! ばいきんまん!」と、興奮した様子でテレビを指さしていても「かっこいいねー」。
 かろうじて返事はするものの、ついつい流し気味の私。

 私の適当な返事にムッとした息子が「ママ! 見て! これ! 早く来て!」と怒りながら私を呼ぶこともしばしばです。それでも手が離せない時は「ごめん、ちょっと待って!」と待たせることになってしまっていました。

 そんなことを繰り返しているうちに、息子もついに堪忍袋の緒が切れたのでしょうか。
 ある夜、私はキッチンで洗い物をしつつ考え事をしていました。「お風呂のお掃除をしないと、明日の仕事の資料作らないと、保育園からお便り来てたなあ…」などなど、このあとにしなければならないことを考えていました。

 すると、どこからかか細い声が聞こえて来ました。ん? 耳を澄まし、辺りを見回すと…息子の姿がありません。

 「だれかー…」
 リビングに向かうと、声がはっきり聞こえてきました。しかし、相変わらず息子の姿は見えないまま。
 「すいませーん…」

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