息子の知らない一面が見えた、習い事の体験会

 サッカーやピアノなどで、世界を舞台に活躍する子どもたち。わが息子にも何か才能が眠っているかもしれないと、文武問わずたくさんの習い事体験会に参加させてみることに。さまざまな体験会を通じて、私が知ったこととは?

 幼稚園を卒園し、小学校へ入園する頃に息子君に将来の夢を聞くと、そっけなく「特にない」と返ってきました。じっくりと考えはするものの、これという答えが返ってきません。息子君の様子からも、特に思い浮かぶものもないように見えます。

 毎日楽しそうに幼稚園に通っているし、虫やヒーロー、乗り物など、日常ではたくさんのことに興味津々の息子君。そんな彼に限って将来の夢がないなんて、そんなことはないはず、としつこく聞く私。けれども息子君は「○○くんはサッカーが上手。○○ちゃんはお絵かきが上手。僕は特に上手にできるものがない」と言い切ります。

 テレビでは、サッカーやピアノなどで世界を舞台に活躍する同年代の子どもがたくさん登場します。息子君にも、何か一つくらい向いているものがあるかもしれない、眠っている才能を見いだしてあげるのは親の務めかもと、私はある作戦に出ました。

 習い事として本格的にスタートしてしまうと費用がかかるし、向いていないかもと思ったときに方向転換するのが難しそう。時間も無駄になってしまうかもしれないと考え、思いついたのが体験会への参加でした。

 息子君に眠っている(はず)の才能を開花させるべく、小学校1年生から、さまざまな体験レッスンを受けました。サッカー、野球、水泳、ピアノなどメジャーな習い事からスタートし、絵画、工作、そろばん、体操、剣道、マジック、スポーツチャンバラ、ダンス、映像制作、陶芸、金箔(きんぱく)細工、写真、パソコン、手話などなど。

 ありとあらゆるものに参加し続けること3年間。結局、息子君はどれも平均的に「面白い」と楽しみましたが、どっぷりとハマるものには出合えませんでした…。

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