娘の水嫌い克服大作戦、イルカに頼ったわが家の結末は?

 現在5年生の娘は水がとにかく苦手です。頭からシャワーをかけるのも嫌がるし、保育園ではお友だちと一緒のプールに入れずに、1人ベビーバスに入れてもらっていたことも。そんな娘の水嫌い克服のため、わが家は昨年イルカの助けを借りることにしたのです。

iStock.com/OceanProd

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 小さい頃にプールで怖い思いをしたせいか、娘は顔に水がかかることを怖がります。お友だちと水遊びを楽しめない娘に、「泣いてもシャワーをかけ続けたらいい」とか、「スイミングスクールに入れればいい」とか、周囲からはいろいろアドバイスをもらってきましたが、すべて私が煮え切らず…。

 嫌々やらせてもしょうがないし、その時が来ればできるはずだと、やり過ごしてきたのが甘かったようです。「その時」がなかなか来ないまま、娘は昨年10歳になりました。このままではさすがにダメじゃないかと、私もいよいよ焦り始めました。

 そんなとき、夏休みの旅行先で遊びスポットを検索していた夫が「こんなのがあるよ」と、あるサイトを見せてくれました。それはイルカと泳ぐ「ドルフィンスイム」。泳げないのに無理でしょう、と初めは笑ってた私ですが、すぐに考え直しました。娘は動物が何より好きなので、イルカと一緒なら泳げるかもしれないと思ったのです。

 参加の条件を確認してみると、泳げなくても水に浮けたら大丈夫とのこと。浮輪で浮くのは娘もできますし、ウエットスーツや救命胴衣も身に着けるので浮輪よりも浮きやすいそう。それならいけると申し込みました。

 さっそくプランを伝えると、やっぱり娘は大喜び。「イルカさんと泳げるようにがんばる!」と、なんとその日のうちに頭からシャワーをザブザブかぶれるように。そして何日かかけて練習し、お風呂の中で頭まで潜れるようにもなりました。

 「これでイルカさんと一緒に泳げるね」。娘と私は大興奮! 白状するとイルカと一緒に泳ぐのは、私自身の長年の夢でもあったのです。

 さて、ドルフィンスイムの日がやって来ました。カメラは夫に押し付けて、ウエットスーツに着替えた娘と私は海上に設置されたスイムコースへ。そこではイルカが数頭泳いでいました。まずは水深の浅いところに作られた海中デッキでイルカとの触れ合いタイムです。イルカはとても人懐こくてかわいくて、娘も私も大はしゃぎでした。

 そしていよいよ、背びれにつかまってのドルフィンスイム。実は私が一番心配していたのはこの時間でした。

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