泣き叫ぶわが子、途方に暮れた私に差し伸べられた神の手

 長女が幼稚園に入園する1週間前に産まれた末っ子。退院した次の日が入園式でした。しかも、間には1歳7カ月の次男がいます。その日から私の壮絶な幼稚園生活が始まったのです。

iStock.com/Halfpoint

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 長女が入園したのは、地元の公立幼稚園。家から歩いていける近さと広い園庭が魅力の、のびのびした園です。でも下の子2人を連れての送迎は思った以上に大変でした。

 まだおぼつかない足取りの次男をベビーカーに乗せ、末っ子をスリングで抱えて送り迎えする毎日。雨の日も雪の日も、元気な長女は休まず登園。下の子たちは時には泣き叫び、お昼寝を中断されながらもお付き合い。下の子の宿命ですよね…。

 毎日の登園はなんとかこなしていたものの、困ったのは幼稚園行事の時です。長女の通う幼稚園は親が参加する行事が多く、保育参観は毎月ありました。そして、保育参観はただ見ているだけじゃなく、「親子で〇〇しましょう」というものが多いのです。

 言葉を話し始めたばかりの次男は、末っ子という急に現れた小さなライバルにどうしていいか分からず、赤ちゃん返りの真っ最中! 保育参観の間、じっとしているなんてとても無理な状態でした。すぐに「抱っこして~」とせがんできて、欲求が満たされないと泣き叫びます。

 そんな次男の相手をしながら、汗だくになって困り果てていた時に声をかけてくれたのが同じクラスのママ友でした。

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