「ブンドリ」「マドオトコ」何のこと? かわいい子どもの勘違いにアハ体験

 舌足らずな口ぶりはもちろん、言い間違えたり、覚え間違えていたり。小さな子どものおしゃべりは、聞いているだけで癒やされます。そしていったい何を伝えようとしているのか、正解を考えるのはまるでクイズを解くようで、頭の体操にも効果的だと思うのです。

iStock.com Yuricazac

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 娘が保育園に通っていた頃、仕事帰りに迎えに行き、手をつないで歩きながら、たどたどしい娘のおしゃべりを聞くのが楽しみでした。「先生」を「しぇんしぇい」としか言えなかったり、「ポップコーン」がどうしても「ぽっぷぽーん」になったり、舌足らずな言い間違えは本当にかわいくて、聞いているだけで心がぽかぽか癒やされていました。

 当時「日本語はたしなむ程度」だった娘の語学力。間違って覚えた言葉も次々に飛び出すので、娘が本当に言いたい言葉を探すのに、私の頭はフル回転していました。

 少し前に「アハ体験」という言葉がはやったのはご存じでしょうか? 何かを考えてひらめきがあった時に脳が活性化されることをいうそうですが、当時の娘との会話はまさにそれ。毎日がアハ体験の宝庫だったのです。

 例えばある日、娘は給食の話をしていました。いつも食べるのがゆっくりで、それが悩みのひとつでもあった娘が、その日は得意気に「今日はブンドリだったからね、すっごく早く食べ終われたんだよ!」と報告してくれたのです。

 「ブンドリ?」私の頭にはクエスチョンマークが広がります。ブンドリっていったい何のこと? みんなでおかずを分捕りあって食べるとか? まさか新しいビュッフェスタイル? 最近の食育ってそういうこともやるのかな?

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