気になる韓国の産後ケア事情 話題の「産後調理院」を見学しました!

新緑がまぶしい季節。

風も穏やかなこの時季が、とても好きです。

紫外線が強くなるので要注意ですが…

 

さて先日、韓国・釜山に行ってまいりました。

韓国へ行くのは5年ぶりで、出発前からドキドキ…

今回は初めて飛行機で行きました。片道50分!早い!船酔いの心配もなく、快適でした。

 

目的は、韓国の「産後ケア事情」を視察するため。

韓国には、「産後調理院」という、産後の母子をケアする施設がとても充実しており、

日本から訪れる女性も増えているのだそうです。

 

女優の小雪さんが2013年に第2子を出産した際にソウルの産後調理院を利用したことで、日本でも知られるようになりました。

私自身、産院を退院した後の1ヵ月間は、身内のサポートを得られずとても大変だったので、この「産後調理院」に関心を持つようになりました。

もともと韓国では産後の女性を家族で支える習慣がありましたが、核家族化や高齢出産が進むなかでそれが困難となり、1997年ごろから小規模の産後ケア施設がつくられるようになった。それが「産後調理院」の始まりだそうです。その後は出産ビジネスの一つとして数も増え、エステなどの設備も加わって高級化し、海外進出の事例もあるそうです。

ちなみに「調理」は、韓国語では「体を調(ととの)える」という意味で使われます。

 

今回は、釜山市南区にある「マミーキャンプ産後調理院」を訪問しました。

2014年には千葉県船橋市に支店がオープンしました。

「家庭的な雰囲気を大切に」をモットーとした、温かみのある施設です。

院長の金ヒスクさんは元看護師。3人目のお子さんを産んだ後に産後調理院の必要性を感じ、1998年に開設しました。

入院期間は2週間ですが、希望すれば4週間まで延長OK。

最近は日本人女性の入院も多いそうですよ。

 

「産後調理院のメリットは、産婦が孤独に陥らずに済むこと」と金院長は話します。「産後うつ」は、韓国でも深刻な問題となっているそうです。

産後の女性は、ホルモンバランスの影響で気分も不安定。初めての育児と向き合い、緊張も続きますよね。専門家が常にそばに居てくれて、ほかの産婦とも知り合えたら、確かに心強いでしょうね。

 

こちらでは母乳ケアにも力を入れており、院長自ら乳房マッサージをするそうです。

産後しばらくの間は不安と孤独でつらい時期を過ごし、1歳3カ月で断乳するまで乳房トラブルが絶えなかった私には、とても魅力的な場所に映りました。

【ホテルのような病室】

全25室。子ども用のベッドもあり、家族も一緒に泊まれます。

全25室。子ども用のベッドもあり、家族も一緒に泊まれます。

【食堂】

食事はみんなで一緒に。産婦同士がここで知り合い、仲良くなるそうです。

食事はみんなで一緒に。産婦同士がここで知り合い、仲良くなるそうです。

【よもぎ蒸し】

韓国伝統の民間療法「よもぎ蒸し」の機械。下腹部を温め、婦人科系の症状に効果があるそうです。

韓国伝統の民間療法「よもぎ蒸し」の機械。下腹部を温め、婦人科系の症状に効果があるそうです。

【エステのサービスも】

入院中はマッサージなどをしてくれます。

入院中はマッサージなどをしてくれます。

【ミニ庭園】

狭いスペースを有効に活用した庭園。

狭いスペースを有効に活用した庭園。

【百日祝いをする部屋】

食事や祝い餅を提供。ママの同窓会のような雰囲気で、盛り上がるそう。中央の黄色い椅子に、子どもが座ります。

食事や祝い餅を提供。ママの同窓会のような雰囲気で、盛り上がるそう。中央の黄色い椅子に、子どもが座ります。

入院中の産婦さんに話をうかがうこともできました。

チョン・ミョンウンさん(31)は、3月上旬に第1子の女児を出産。車で1時間かかる蔚山(ウルサン)市に住んでいますが、マミーキャンプの評判を聞いて入院。以前はキムパプ(海苔巻き)の店を経営していたそうです。「ここは施設が充実していて快適です。しばらくは子育て中心の生活をしたい。2人目もぜひ産みたいです」と笑顔で話してくれました。

チョン・ミョンウンさん

チョン・ミョンウンさん

新生児室で生まれたての赤ちゃんを見たり、授乳をする幸せそうなママたちを見て、私も出産したばかりのことを思い出しました。

日本でもこのような施設が増えて、子育てを穏やかに始められる環境が整備されるといいなあと思います。

 

ゴールデンウイークは、実家に帰省したり温泉旅行に行ったりと、満喫。

普段は保育園に通っている娘との時間も長く、当然抱っこ回数も増え、私は久しぶりに手首を痛めてしまいました…(> <)

(よんじゃママ)

※情報は2015.5.11時点のものです

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