荒井良二×いしいしんじ アートセッション「その場小説その場の絵」

福岡市・天神のイムズ8F・三菱地所アルティアムとB2Fイムズプラザで開催中の「荒井良二 じゃあにぃ」に関連し、絵本作家・荒井良二さんと小説家いしいしんじさんによるアートセッション「ライブライティング×ライブペインティング『その場小説その場の絵』」が1日、イムズホールで開催されました。

ステージには、大きな板(キャンパス)が用意され、そこに右側からいしいさんが小説を、左側から荒井さんが絵を描いていきます。タイトル「その場小説その場の絵」そのままに、どんな作品に仕上がるかは、描いているお2人を含め、誰も分かりません。

「えかきくんは今日もたったひとり洞くつの中を歩いていきます。手に持った大きな筆を振り上げるたびに緑色の筋や蛍光ピンクの光が闇を照らし、そこに朝早い街の風景や海山などの景色が洞くつの壁に描き出されます。長い長い間、えかきくんはたったひとり、そんな風に絵を描いていたのでした」…。いしいさんは、頭に浮かんだ物語を、声に出しながら様々な色のペンで書いていきます。

一方の荒井さんは、テープを使ったり、毛糸を使ったりして、作品を描いていきます。

いしいさんの小説は、えかきくんとクルマくんとの出会いと旅をテーマにしたもので、約1時間で完成。荒井さんの作品は船をモチーフにしているようで、大きな船に(いしいさんの)物語が乗ってこれから旅に出る情景を表しているようでした。

荒井さんといしいさんの2人のお子さんもライブに参加していましたが、観客の子どもたちも楽しい作品に興味津々でした!

荒井さんといしいさんの2人のお子さんもライブに参加していましたが、観客の子どもたちも楽しい作品に興味津々でした!

ライブ終了後は、最新刊「鳥たちは空を飛ぶ」の著者・目黒実さんを交えてトークライブを開催。

「船」をキーワードに、それぞれの幼少期の思い出や子どもの感受性などの話で盛り上がりました。

荒井さんといしいさんの出会いは、2000年にいしいさんが出版した「ぶらんこ乗り」の表紙を荒井さんが描いたことがきかっけでスタート。当時、いしいさんは34歳。スランプ状態で実家に帰省していたとき、4歳のころに自分が書いた作品「台風」と“再会”。この作品を描いた幼いころの自分の心情や書く姿勢、作品と向き合う勇気に「救われる思いがした」と話していました。3人の話から、「自分の中の子どもに救われること」「作品を描くことの切実さ」「未熟さからではなく、物事にたち向かっていく子どもの勇気」などを教わりました。

荒井さんのライブセッションは2日も開催(要予約、申し込み締切り済み)。「荒井良二じゃあにぃ」は、8月30日までの会期中、休館日なしで開催しています。夏休みの思い出に、ぜひ足をお運びください♪

※参考記事「福岡市・イムズで『荒井良二じゃあにぃ』展開催」

アルティアムの入場料は一般400円、学生300円、高校生以下無料。

アルティアム=092-733-2050

http://artium.jp/

 

※情報は2015.8.1時点のものです

イムズ

住所福岡市中央区天神1-7-11
URLhttp://www.ims.co.jp/

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