豪華列車もいいけれど…子ども連れの旅にもっと優しい列車を!

先日、親せきの法事で大阪へ行ってきました。

3歳の娘と二人、交通手段は新幹線。

新大阪までは、2時間半の長い旅。どうなることやらと、出発までドキドキでした。

 

車内では、まあまあおとなしくしてくれて、何とか機嫌もキープ。

「まもなく、新大阪」のアナウンスが流れるまでの時間が、何と長かったことか…。

2人ともトイレを済ませ、荷物をまとめて、娘と手をつないでデッキへ向かいました。

 

次の瞬間、トイレの前に立った小さな女の子の姿が目に飛び込んできました。

女の子は、トイレが間に合わなかったらしく、激しく泣き出しました。

彼女の足元からは液体が流れ、デッキの床を伝い、数メートル先まで…

近くにいたその子のお母さんが乗務員を呼びに行き、女性乗務員がペーパータオルをひと箱抱えて駆けつけてきました。

降りる人たちが並んでいたのですが、誰も動こうとしない。

私も、在来線乗り換えのことで頭がいっぱいだったのですが、泣き叫ぶ女の子と、青ざめているお母さんの姿を見てたまらなくなり、娘に「ここから離れないでね」と言い聞かせ、スーツケースを片手に持ったまましゃがみ、床の液体を拭き取りました。降りるまでの時間はわずか。無我夢中でした。

何とか拭き終わり、ホームに降りました。私たちは、乗り換えまであと10分。

女の子とお母さんもホームに降りましたが、お母さんが座席に忘れ物をしたらしく、あわてて車内に戻りました。女性乗務員が女の子のそばに居ましたが、私もお母さんが戻ってくるまで待っていました。

女の子は娘と同じくらいの歳で、とても他人事とは思えなかったのです。

 

お母さんはすぐに戻ってきました。泣き続ける女の子の手を引いて、私たちと一緒に改札口へ降りるエレベーターに乗りました。

「どなたかお迎えに来ているのですか?」とお母さんに尋ねると、「私の母が来てくれます」との返事。それで私は安心し、親子と別れて在来線のホームに向かいました。

お母さんは、泣きそうな顔で、何度もお礼を言いました。お母さんの胸には、抱っこひもで支えられた生後半年ぐらいの赤ちゃんもいたのです。

 

あれからおばあちゃんと再会して、女の子は元気になったかな?

今も気になっています。

 

私たちは、在来線に無事間に合いました。

目的の駅に着いて、改札へ。

迎えに来てくれた義妹の姿を見たとたん、ホッとして体中の力が抜けそうでした…

幼い子との旅は楽しいけれど大変です…。

幼い子との旅は楽しいけれど大変です…。

行きは順調でしたが、帰りは大変でした。

娘が博多で降りる前に眠ってしまい、背中にリュック、右手に娘のリュック、そして娘を左手で抱え、新幹線から改札までの長い距離を歩きました。

途中、駅の職員に「ベビーカーの貸し出しはないのですか?」と聞くと、「ありません」と、そっけない返事。

荷物と娘は重いし、暑さで汗が噴き出るし、悲しくなりました。

空港のように、荷物を載せられるカートがあれば、助かるのに…

 

子連れの旅は、本当に大変。予期せぬ事態が起きるし、自分まで泣きたくなることがたびたびです。

JRの職員さんへ。

新幹線や電車で、もっともっと快適な「子連れ旅」ができるように、対策を考えていただけないでしょうか。

 

豪華列車も必要なのでしょうが、「子どもに優しい列車」も、ぜひとも、実現してほしいものです。

 (よんじゃママ)

 

※情報は2015.8.20時点のものです

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