忘れん坊将軍!部下を振り回すのはいい加減にして!

直属の上司は自分が出した指示を忘れる人。「なんでそんなことしたの?!」って、あなたが出した指示ですよ…??その言葉をグッと堪えるのは、言い返すことであとあと面倒になることが分かっているから。そんな上司に振り回される日々に「ある人」の喝が入りました。

独身時代、私は食品関連会社でネットショップ運営の仕事をしていました。

私の直属の上司だったAは、私より7歳年上の女性で社内にはこの上司Aが大の苦手という人が多く、上司Aとぶつかって人の入れ替わりも多い部署でした。

気分屋なところや口が悪いところ、言いたいことを何でも言ってしまうところなど、難しいところがたくさんあったこの上司A。なかでも部下である私達が1番困っていたのは「自分が指示したことを忘れるところ」でした。指示された通りにやったのに「どうしてそんなことやったの?!」と怒り出す始末。

「いや、指示されたからその通りにやっただけですが」と言い返そうものなら、上司の逆鱗に触れて怒鳴り散らされるため、私を含む部下一同、「黙って謝っていた方が、よっぽど楽」と理不尽に怒られることに慣れていました。

ある時その上司から、在庫を抱えているとある商品を、ネットショップに売りに出してしまいたいから、すぐに商品ページの作成に取りかかるようにと指示されました。

商品ページを作りながらも、その商品が原価割れ…つまり赤字で売りに出されることに疑問を持った私は、上司に確認をとりました。

「あー、いいのいいの。売ってしまいたいから」パソコンを見つめながら私には目もくれず言ってのける上司。しかし、原価割れで売ることは基本ダメだと上層部から以前の会議で言われていたはず…。

「それじゃ、これは原価割れで売ってしまっていいんですよね??」普段から指示したことを忘れる傾向がある上司に、再度確認をとるために聞き直すと、上司は「うんうん」と頷きました。

なんとなく不安に思いながらも、指示された通りの値段で私はその商品をネットショップで売りに出しました。

そして1週間後。不安は的中。事務所中に響くような大声で、私は上司から呼び出されました。

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