「子どもなんて欲しくない!離婚してくれ」出産直前に逃げ出した最低男が、イクメンになったワケ

最近、街中でベビーカーを押している男性や、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしている男性の姿を、よく見かけるようになりました。赤ちゃんのお世話をしながら奥さんを気遣っていて、いかにもイクメンという様子。

今回はそんなイクメンが、実は、出産直前に逃げ出した最低男だったお話。
一度は壊れた夫婦を繋ぎとめたものは、なんだったのでしょう。

AntonioGuillem/iStock/Thinkstock

週末、家族でお出かけする姿をよく見かける、ご近所のA家族。パパが赤ちゃんを抱っこしたり、奥さんに荷物を持たせないように、重そうな荷物をいくつも抱えている姿を見て、絵に描いたようなイクメンで、家族は幸せだなと思っていました。

近所のママ友Bさんは、その家族の奥さんと仲良しと聞いて、「あー!あのイクメンのご家族ね。幸せそうよね」と言うと、困ったような表情。

実は・・・と教えてくれたイクメンパパの正体に、驚きが隠せませんでした。

A奥さんが臨月を迎え、いよいよ出産というタイミングで、A旦那は「子どもなんて欲しくなかった。離婚してくれ」と離婚届を渡してきました。突然のことに、A奥さんは、泣き崩れるしかありません。

あと数日で生まれてくる我が子のことを考えると、そう易々と離婚に応じることはできません。断固離婚を拒否すると、A旦那は「じゃあこれから失踪するから。3年以上失踪していたら離婚できるんでしょ」とフラッと家を出てしまいました。電話もLINEも着信拒否。

A旦那は、仕事は休まずに行っているようで、A奥さんが重いお腹をかかえて話し合いのために職場に行っても、会うことも叶いませんでした。

離婚を言い出したのは、別に好きな女ができて、今もその女の家にいるのかもしれない。
探偵を雇って、徹底的に身辺調査して、白黒つけるべきなのかも。
それよりも弁護士に相談するべきか・・・。
でもこれから出産でお金がかかるのに、探偵も弁護士も費用が捻出できるのか・・・。

考えるほど、不安に襲われて、一人で問題を抱えきれなくなったA奥さん。
義実家に泣きつきました。義実家は、この離婚騒動のことは初耳だったようで、義父は「これから子どもが生まれてくる大切な時期に、何を血迷ったことを・・・」とカンカンに怒りました。
義母は「息子が、こんな情けないことをしでかして、申し訳ない。私の育て方が悪かった」と涙を流しました。

A奥さんが相談した翌日、義母はA旦那の職場に乗り込み、平手打ちをくらわしたそうです。それでも、かたくなに「離婚する」と言い張ったA旦那。
結局、我が子が生まれてくる、その瞬間にも、姿を見せことはありませんでした。

出産直前、A奥さんは、激しい陣痛の痛みを乗り越えながら、ここにいるはずだった旦那への愛情が、すっかり枯渇していることに気づきました。
そして、我が子と対面した時、その干上がった心が、我が子への温かな愛情で満たされていくことを感じたのです。

病院を退院する日、もう慰謝料と養育費をもらって、離婚しよう・・・と心に決めていたら、義母に引きずられるようにして、A旦那が現れました。

1 / 2

この記事もおすすめ