「子どもなんて欲しくない!離婚してくれ」出産直前に逃げ出した最低男が、イクメンになったワケ

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その姿を見て、A奥さんは、心の中で強く思ったそうです。

もう男としてこの人は信用できない。でも子どもが生まれた瞬間から、父親のいない子にしたくない。
強い言葉でなじりたい気持ちをグッとこらえ言いました。

「赤ちゃん抱っこしてあげて・・・」。

A旦那はおそるおそる抱き上げました。
なにも言わないまま、じっと我が子の顔を見つめながら、抱っこしていたかと思うと、

「こんなに小さい命を捨てようとしたのか・・・本当にごめん・・・あなたと赤ちゃんの家族でいさせてください」

と涙を流すA旦那。

それは、まさに子どもが、壊れかけの夫婦のかすがいになった瞬間でした。
それから、A旦那は生まれ変わったように、子どもを可愛がり、イクメンパパへと成長していきました。

A奥さんに、近所のママ友Bは「何も聞かずに許しちゃっていいの?」と聞くと、そっと笑いながら彼女はこう言ったそうです。

「離婚を切り出されて、苦しんだ一ヶ月間。あの恨めしい気持ちは、一生かかかっても成仏しないかもしれない。
ドラマじゃないけれど、あなたのことはそれほど・・・。
でもパパとしてはそれなりに愛しているからね。これからは大切な我が子を守るパートナーとして、協力するしかないよね」

週末になるとまた、A奥さんとA旦那は、笑い合いながら、子どもを真ん中にして、お出かけしているようでした。

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※情報は2017.9.11時点のものです

tsukuko

やんちゃな3歳男児と、おしゃまな5歳女児のママ。幼稚園、保育園、ご近所のママコミュニティを回遊中。

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