夜の保育所に預ける?夜間保育の存在意義を考えてみた

皆さんは「夜間保育」の存在を知っていますか??

この社会の中で、夜遅くまで働く人もいたり、
それこそ夜から朝まで働く人もいます。

それが子どもを持つ、パパママだったらどうでしょう?
実家などの見てくれる人が近くにいなかったらどうでしょう?
夜、子どもを一人きりで家に置いていくのでしょうか?
それでも、どうしても夜働いて頑張らないといけないパパママがいるのが現状です。

そんな方々が安心して、子どもを預けていけるのが
「夜間保育」です!!

簡単にいえば…
24時間態勢の保育園ということです。

先月末9月30日に映画として公開となった
「夜間もやってる保育園」

全国にある夜間保育園に密着したドキュメンタリー映画
きっとこれを観れば、夜間保育のことが分かると思います。

私は予告編だけで、、、、なんかこみ上げるものがありました。

さて、そこで今回は私的に、この夜間保育の現状を見ていきたいと思います。

そもそもどういうパパママが利用しているのか?というと…
看護師だったり官僚だったり水商売や飲み屋さんなど多種多様です。

この映画で特集されているところは、
新宿・霞が関。そして那覇や新潟もある。
ということは、これは大都会だけではなく、
全国各地にあるということとなります。
(福岡にも数か所あります。)

パパママがどんな仕事(内容)をしているのかについては、
特に何も言うことがないです。それが仕事なので!!

しかしながらそういう仕事をしているパパママって
世の中にはどれだけいるのでしょうか?
そしてそういった家族の為に必要な夜間保育はどれだけあるのでしょうか?
きっと現状ではそれは足りていないと感じています。

今の世の中、貧富の差が激しかったり、働き方の多様性で…
夜間に働く人は増加しています。
それは子どもがいると尚更。だって子育てにはお金は必要ですから。

しかしながら、そういう方々が安心して働くためには、
子どもを安心して預けて見守ってくれる夜間保育の存在が欠かせません。
夜間保育で認可保育園は、全体のたった0.3%、80カ所とのこと。
それも全国すべての地域にあるわけじゃなく、圧倒的に足りないのが現状です。

「なら、認可外ならあるんでしょ??」

はい、あると思います。しかしながら色々と事故等が起きてることをお忘れなく。
やはり、子どもを預ける為には「安心」っていうが重要なので、
その辺はそれぞれのパパママの判断に任せます。
子どもを一人で夜、家で過ごさせるよりかは断然マシとは思いますので。

その「安心」という点。

特に夜から預けるとなると、子どもにとっては
夕ご飯やお風呂、そして就寝と生活の大事な部分
そして結構気を使わないといけない部分(危険な部分)も多いです。

パパママだけでも一苦労ですが、特に子どもが小さいうちの心配は尚更。
大事な子どもを任せるのであれば、それだけの質と信頼が夜間保育には必要となります。

だからこそ園側の態勢も、そのニーズにあった状況を整えなければいけません。
施設・室内・環境・お風呂・布団・夕ご飯等をはじめ、重要な保育士の確保と質。

日中の保育園でさえ、今や保育士不足だったり周りの理解がなく開園できなかったりするような様々な問題が出ている中、夜間保育の業界もより一層、その危機というか困難を抱えている状況だと思います。

いや~ほんと政治家さん達よ、その辺しかっと考えてくださいよ!!

さて視点を夜間保育に預けられた子どもたちに向けましょ。

子ども達にとっては、勿論パパママと一緒がいいに決まっています!!
それは夜間保育に通っている子どもだけではなく、日中の保育園に通っている子ども達も変わりません。

それでも親の事情で預けられる。それが日中なのか夜なのかだけ。

子ども達にとっては…
家で一人ではなく、保育士の先生たちに温かく接してもらいつつ、
友達と楽しく時間を過ごし、ご飯を食べたり、遊んだりする。

夜間保育といっても、子ども達の為の保育をする。
そりゃ~夜中2時過ぎとかにお迎えに来たりもするだろうけど、
それまではしっかり寝ている。

ある園では夜8時30分には就寝しているとのこと。
これって、普通の家庭であってもなかなか出来ないことです(汗)
それだけ子ども達にとっては、規則正しい生活ができているのです。

そう…子ども達にとっては、特に何も関係ないのです。

そう考えると、どうしても夜間保育というところは、
マイナスなイメージや子どもにとって可哀そうとか思われがちですが、
それは所謂「偏見」であって、間違いでもあります。

子どもにとっても、働いているパパママにとっても、
この夜間保育の存在は大きく、必要であるということ。

夜、子どもを一人で過ごさせていいのでしょうか?
夜、ソワソワしながら仕事に集中できず、働けないパパママでいいのでしょうか?
その結果、子どもにとってもその家族にとっても良いことは何もないでしょう。

この夜間保育の存在は…
これからの子育て、働き方、子どものためにも、
重要で欠かせない部分になっていくと私は感じています。

だからこそ、この映画を観たりして
この「夜間保育」の現状を知ってほしいと思います。

※情報は2017.10.3時点のものです

やのっちパパ 矢野浩樹

福岡県朝倉市出身。大学卒業後、独学で保育士資格を取得。その後、学童保育指導員・保育士・子育て支援アドバイザーを経て、今も多くの子どもたちの体験学習や若者育成の仕事に関わる。またマダガスカルのスポーツクバーラ伝道師や子育て講座のファシリテーターとしても多方面で活躍中。 現在、二児(4歳の娘、1歳の息子)のパパでの娘の子育てに日々奮闘中!パパ目線、元保育士目線などから…現在の子どもの成長や子育て状況をユルめに、そして独自的に語る子育てコラム。 連載100回を越え、現在も不定期ながらも連載中!

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